19日、米国テーラーメイドがNCAAオールアメリカンに入る、大学時代から傑出した活躍をする若きアマチュアの獲得を発表。先日コリン・モリカワが加わったことを発表していたが、さらに20歳の若き飛ばし屋であるマシュー・ウルフ（Matthew Wolff）と複数年契約を交わした。

誰でも飛ばし屋に変える“GG打法”で有名なジョージ・ガンカスに師事するウルフ。彼のバックスイングの上げ方はさらに特徴的で、せわしなく動いた後、ヒールアップしながらかなり外側に高く上げるユニークさを持ち、遠目に即座に識別可能なスイングだ。

もっと驚きなのは、圧倒的なスイングスピードから生まれる強烈な飛距離で、平均330ヤードとも、340ヤードとも言われるほどの超絶飛ばし屋。カリフォルニア出身の彼は「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」でアマチュアとして今年PGAツアーデビューしていたが、いよいよ今週の「トラベラーズ選手権」でプロデビューとなる。

大学2年生として「68.7」の平均スコアを記録し、6回のアマチュア勝利を記録したウルフは、NCAA個人賞とジャック・ニクラス賞とフレッド・ハスキンス賞の両方を受賞した、アメリカ合衆国を代表するトップ大学生選手。飛ばし屋のキャメロン・チャンプを凌ぐほどの飛距離と、確かな実力、魅力的な個性。そんな若きスター候補、マシュー・ウルフの使用ギアは下記。

【マシュー・ウルフの使用ギア】
1W：M6（8°、ツアーAD TP-7TX）
3W：M6（15°、プロジェクトX HZRDUSスモーク6.5 TX）
2I：P760（モーダス130X）
3I〜PW：P750ツアープロト（モーダス130X）
A,S,LW：ミルドグラインド（52,56,62°、DG X100）
PT：スパイダーX
BALL：TP5x