ジョーダン・スピース、「全英」でタイトリスト『T100』アイアンに。ミスター『AP2』が切り替えられた理由とは?
ジョーダン・スピース、「全英」でタイトリスト『T100』アイアンに。ミスター『AP2』が切り替えられた理由とは?
配信日時:2019年7月18日 02時05分
<全英オープン 事前情報◇16日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>
アクシネットカンパニーから、タイトリストの新作へ切り替えた選手に関する情報が届いた。ミスター『AP2』と呼べるほど、成功を収めてきた男がついに動いた。
「全米オープンで新たに加わった『620MB』と『620CB』、『T100』はPGAツアーの最多使用モデルの一つとなっただけでなく、タイトリストは正式に新しい『Tシリーズ』を立ち上げました。チャールズ・ハウエルIIIとカム・スミスは最初の週に切り替え、全英オープンではチャーリー・ホフマンとイム・サムジエが参加。PGAツアーのアイアン使用率で、タイトリストは過去16年のうち15回、6年連続で1位を獲っています。
ジョーダン・スピースは、今年最後のメジャーまでバッグに『T100』を入れるのを待っていた間でも、新作アイアンに慣れていない訳ではありませんでした。実際には、タイトリスト・ツアー代表を率いるJ・J・ヴァンウィーゼンビークによると、【ジョーダンは明らかに『T100』の開発プロセスの中で最も影響力のある選手】でした」(アクシネットカンパニー、ジョー・ゴメス氏)
ゴメス氏によれば、2年以上前からスピースはアイアン開発者と共に、次世代アイアンに求めるものを議論し始めていたと言う。「ジョーダンのためのカギは、ソール、オフセット、そして全体的な外観。そこで我々は早期にプロトタイプを作成し、ジョーダンや他のプレーヤーに詳細を説明しました。我々は『AP2』で学んだすべてのものを取り去ると、全く新しいアイアンを構築する機会を見つけていました。それは、世界で最も使用されるツアーアイアン(AP2)を凌駕する明白な挑戦でした」(J・J・ヴァンウィーゼンビーク)
『T100』の最終プロトタイプは、「メモリアル」の週の間に、スピースや他のプレーヤーに渡されたとか。スピースは見るなり「このオフセットとトップラインはボクが望んでいた全てだ」と語り、ティに移動する間にも、「このクラブの見た目がいかに大事か、いかに求め続けてきたか」について語り続けたという。
大成功を収めた『AP2』のパフォーマンスがよく知られるにもかかわらず、「それよりスマートなシャーシの『T100』の方がいい?」と疑問が浮かぶかもしれない。「だが、打撃セッションでのスピースのパフォーマンスと反応は、私たちがやろうしたことが、成功したことが確認できた」とヴァンウィーゼンビークは自信を深めたと振り返る。
スピースは、改善されたソールとフェースの打感にすぐに気づいた。また、彼はボール初速が上がること、バッグの頂点からの飛距離の階段を見た。スピースは、新アイアンの初期フィッティングセッションに、彼の正直な反応を伝えるように頼まれ、「この生産過程はアメージングだよ」と語る。
「数年前にタイトリストチームから『AP2』について改善してもらいたいものを尋ねられたことをよく覚えてるよ。彼らには、もう少し違ったソールが好みなこと、最小のオフセット量にしてほしいこと、トップラインについて喋ったんだ。そして『T100』を初めてセットしたけど、エースの『AP2』との違いがすぐに分かった。彼らはボクが待ち望んでいた正確な改善をしてくれたんだ。見た目が、本当に、本当にイイ。芝を通り抜ける感覚も。そして、ボクのミスヒットが『AP2』よりさらに真っすぐになるんだ」(ジョーダン・スピース)
長期のテスト期間なしにギア変更をしないスピースが、珍しく【今週『T100』を使えるの?】と尋ねたという。「しかしながら、新アイアンのツアーロウンチは、ロケットモーゲージクラシックまで予定されていませんでした」とゴメス氏は振り返る。だが、スピースは着々とバッグに加える準備をしていたとか。
「初めて『T100』を見たとき、『AP2』と書いてなかったので、まず全面的に信用しなければいけなかった」と、スピースは振り返る。
「よく考えたら【2010年かそれより前から同じクラブ(AP2)を使ってるのか】って思ったんだ。でも、タイトリストのクラブは12歳から使ってるし、いつも正しい方向に導いてくれたし、常に良くなっていった。これまでから名前が全く変わってしまったことはとても大きいこと。この『T100』はファンタスティックだよ!」(ジョーダン・スピース)
スピースが好む形状のリクエストに、完璧に応えてくれたという『T100』アイアン。メジャーにめっぽう強い“らしさ”を再び取り戻すべく、「全英オープン」2勝目をそのアイアンで引き寄せにいく。
アクシネットカンパニーから、タイトリストの新作へ切り替えた選手に関する情報が届いた。ミスター『AP2』と呼べるほど、成功を収めてきた男がついに動いた。
「全米オープンで新たに加わった『620MB』と『620CB』、『T100』はPGAツアーの最多使用モデルの一つとなっただけでなく、タイトリストは正式に新しい『Tシリーズ』を立ち上げました。チャールズ・ハウエルIIIとカム・スミスは最初の週に切り替え、全英オープンではチャーリー・ホフマンとイム・サムジエが参加。PGAツアーのアイアン使用率で、タイトリストは過去16年のうち15回、6年連続で1位を獲っています。
ジョーダン・スピースは、今年最後のメジャーまでバッグに『T100』を入れるのを待っていた間でも、新作アイアンに慣れていない訳ではありませんでした。実際には、タイトリスト・ツアー代表を率いるJ・J・ヴァンウィーゼンビークによると、【ジョーダンは明らかに『T100』の開発プロセスの中で最も影響力のある選手】でした」(アクシネットカンパニー、ジョー・ゴメス氏)
ゴメス氏によれば、2年以上前からスピースはアイアン開発者と共に、次世代アイアンに求めるものを議論し始めていたと言う。「ジョーダンのためのカギは、ソール、オフセット、そして全体的な外観。そこで我々は早期にプロトタイプを作成し、ジョーダンや他のプレーヤーに詳細を説明しました。我々は『AP2』で学んだすべてのものを取り去ると、全く新しいアイアンを構築する機会を見つけていました。それは、世界で最も使用されるツアーアイアン(AP2)を凌駕する明白な挑戦でした」(J・J・ヴァンウィーゼンビーク)
『T100』の最終プロトタイプは、「メモリアル」の週の間に、スピースや他のプレーヤーに渡されたとか。スピースは見るなり「このオフセットとトップラインはボクが望んでいた全てだ」と語り、ティに移動する間にも、「このクラブの見た目がいかに大事か、いかに求め続けてきたか」について語り続けたという。
大成功を収めた『AP2』のパフォーマンスがよく知られるにもかかわらず、「それよりスマートなシャーシの『T100』の方がいい?」と疑問が浮かぶかもしれない。「だが、打撃セッションでのスピースのパフォーマンスと反応は、私たちがやろうしたことが、成功したことが確認できた」とヴァンウィーゼンビークは自信を深めたと振り返る。
スピースは、改善されたソールとフェースの打感にすぐに気づいた。また、彼はボール初速が上がること、バッグの頂点からの飛距離の階段を見た。スピースは、新アイアンの初期フィッティングセッションに、彼の正直な反応を伝えるように頼まれ、「この生産過程はアメージングだよ」と語る。
「数年前にタイトリストチームから『AP2』について改善してもらいたいものを尋ねられたことをよく覚えてるよ。彼らには、もう少し違ったソールが好みなこと、最小のオフセット量にしてほしいこと、トップラインについて喋ったんだ。そして『T100』を初めてセットしたけど、エースの『AP2』との違いがすぐに分かった。彼らはボクが待ち望んでいた正確な改善をしてくれたんだ。見た目が、本当に、本当にイイ。芝を通り抜ける感覚も。そして、ボクのミスヒットが『AP2』よりさらに真っすぐになるんだ」(ジョーダン・スピース)
長期のテスト期間なしにギア変更をしないスピースが、珍しく【今週『T100』を使えるの?】と尋ねたという。「しかしながら、新アイアンのツアーロウンチは、ロケットモーゲージクラシックまで予定されていませんでした」とゴメス氏は振り返る。だが、スピースは着々とバッグに加える準備をしていたとか。
「初めて『T100』を見たとき、『AP2』と書いてなかったので、まず全面的に信用しなければいけなかった」と、スピースは振り返る。
「よく考えたら【2010年かそれより前から同じクラブ(AP2)を使ってるのか】って思ったんだ。でも、タイトリストのクラブは12歳から使ってるし、いつも正しい方向に導いてくれたし、常に良くなっていった。これまでから名前が全く変わってしまったことはとても大きいこと。この『T100』はファンタスティックだよ!」(ジョーダン・スピース)
スピースが好む形状のリクエストに、完璧に応えてくれたという『T100』アイアン。メジャーにめっぽう強い“らしさ”を再び取り戻すべく、「全英オープン」2勝目をそのアイアンで引き寄せにいく。