三菱ケミカルから新商品発売の連絡が届いた。

「最高峰の舞台で積み上げた、圧倒的な実績――。2017-19開催の海外男子メジャー12大会において6勝をあげたあのDiamanaが、プレミアムデザインを身にまとい、スペックラインナップを充実させて、満を持してのグローバルモデルとしての発売となります。『D-LIMITED』シリーズは、左を恐れずに振り抜くことができ、圧倒的な方向安定性と弾道を自在に操る操作性に優れています。ハードヒットしても吹け上がらない強弾道で、プレーヤーの持つスイングポテンシャルを引き出します」（同社広報）

そのメジャー6勝の内訳とは下記で、左へいきづらい元調子シャフト『白マナ』の系譜を好む選手がここ3年のメジャーで好結果を出していた。

●ブルックス・ケプカ（17-全米OP、18-全米OP、18-全米プロ、19-全米プロ）
●タイガー・ウッズ（19-マスターズ）
●シェーン・ローリー（19-全英OP）

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既に米国では『ディアマナD＋Limited』として販売されており、上記の3選手もこの低打ち出し・低スピンの『ディアマナ ホワイトボード』の系譜のシャフトを好んできた。今回日本に上陸するに辺り、新たなプレミアムコスメで『D-LIMITED』と名を変えて登場する。特性を同社はこう説明する。

「強靭な先端剛性がヘッド挙動を安定させ、当たり負けすることなく、厚くボールを押し出すインパクトを実現します。操作性も高く、高低、ドロー・フェードの打ち分けも思いのまま。手元側は粘り感のあるフィーリングで、切り返しで溜めたパワーを逃がすことなくボールに伝えます。ハイヘッドスピーダーが叩きに行っても、左へのつかまりすぎを抑えるので、スイングのポテンシャルを落とすことなく振り切れます」（同）

バット部には三菱ケミカルのピッチ系炭素繊維「ダイアリード」を採用することで「スイング中のシャフト変形を最小限に抑えて、エネルギー効率を最大限に高めています」とのこと。今作は50g台のラインナップもR、SR、S、X、TXと充実させ、1本5万円+税での展開となる。