2019年、米LPGAの飛距離増を牽引。平均283y超のアン・バン・ダム、同282yのマリア・ファッシの1Wは何?
2019年、米LPGAの飛距離増を牽引。平均283y超のアン・バン・ダム、同282yのマリア・ファッシの1Wは何?
配信日時:2020年2月12日 01時55分
先週、R&AとUSGAが「2019ディスタンスレポート」を発表。毎年恒例の世界の主要ツアーのドライバー飛距離を監視・レポートするもので、昨季に変化が見られた世界各ツアーの全選手の平均飛距離データが下記だ。
↑米国女子 252.7⇒258.6y(5.9yアップ)
↑国内男子 282.9⇒287.6y(4.7yアップ)
↑欧州女子 246.7⇒249.3y(2.6yアップ)
→欧州男子 294.7⇒294.8y(0.1yアップ)
↓米男下部 304.9⇒302.8y(2.1yダウン)
↓米国男子 296.1⇒293.3y(2.8yダウン)
↓米シニア 277.6⇒272.2y(5.4yダウン)
ご覧のとおり一番の伸び「5.9y増」を記録したのは米国女子ツアー。その伸びを牽引したのが、2019年のドライビングディスタンス1位、「283.843y」のA・V・ダム(アン・バン・ダム、オランダ)と同2位、「282.241y」のM・ファッシ(マリア・ファッシ、メキシコ)だ。2人は2019年に初のフルシーズンを戦った米国女子ツアールーキーで、圧倒的な飛距離を持つ2人の参加がツアーの飛距離増に影響を及ぼしている。
アン・バン・ダムの「283.834y」は、2006年にカリン・ショーディン(スウェーデン)が記録した「284.5y」に次ぐ成績で、マリア・ファッシの記録は2016年のジョアンナ・クラッテン(フランス)の「281.372y」を上回った。つまり、平均飛距離記録の2位、3位が昨年同時に生まれていた。
アン・バン・ダムは昨季までキャロウェイ『GBB エピック』の10.5°と、2世代前のドライバーを愛用してきたが、先週のオーストラリアでは同社の『MAVRIKサブゼロ』を使用する姿が確認できている。マリア・ファッシは昨季の序盤はテーラーメイド『M4』を使用、終盤は『M5』になっていた。今季、2人が新作『MAVRIK』と『SIM』でどれだけ飛距離を伸ばすのか、注目して見ていきたい。
↑米国女子 252.7⇒258.6y(5.9yアップ)
↑国内男子 282.9⇒287.6y(4.7yアップ)
↑欧州女子 246.7⇒249.3y(2.6yアップ)
→欧州男子 294.7⇒294.8y(0.1yアップ)
↓米男下部 304.9⇒302.8y(2.1yダウン)
↓米国男子 296.1⇒293.3y(2.8yダウン)
↓米シニア 277.6⇒272.2y(5.4yダウン)
ご覧のとおり一番の伸び「5.9y増」を記録したのは米国女子ツアー。その伸びを牽引したのが、2019年のドライビングディスタンス1位、「283.843y」のA・V・ダム(アン・バン・ダム、オランダ)と同2位、「282.241y」のM・ファッシ(マリア・ファッシ、メキシコ)だ。2人は2019年に初のフルシーズンを戦った米国女子ツアールーキーで、圧倒的な飛距離を持つ2人の参加がツアーの飛距離増に影響を及ぼしている。
アン・バン・ダムの「283.834y」は、2006年にカリン・ショーディン(スウェーデン)が記録した「284.5y」に次ぐ成績で、マリア・ファッシの記録は2016年のジョアンナ・クラッテン(フランス)の「281.372y」を上回った。つまり、平均飛距離記録の2位、3位が昨年同時に生まれていた。
アン・バン・ダムは昨季までキャロウェイ『GBB エピック』の10.5°と、2世代前のドライバーを愛用してきたが、先週のオーストラリアでは同社の『MAVRIKサブゼロ』を使用する姿が確認できている。マリア・ファッシは昨季の序盤はテーラーメイド『M4』を使用、終盤は『M5』になっていた。今季、2人が新作『MAVRIK』と『SIM』でどれだけ飛距離を伸ばすのか、注目して見ていきたい。