松山英樹、スリクソン『ZX5』ドライバーを投入し首位発進! パターも真っ黒シャフトに
松山英樹、スリクソン『ZX5』ドライバーを投入し首位発進! パターも真っ黒シャフトに
配信日時:2020年8月28日 01時56分
<BMW選手権 初日◇27日◇オリンピア・フィールズCC(イリノイ州)◇7366ヤード・パー70>
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」が開幕。日本勢でただ1人出場する松山英樹が圧巻のゴルフを展開し、トータル3アンダーの単独首位で滑り出した。アンダーパーはわずか3人という超難セッティングの中、後半尻上がりに調子を上げた。
INスタートの松山は出だしからボギーとバーディを繰り返す展開で前半を1オーバーとすると、後半は圧巻のゴルフ。1番から連続バーディを奪いアンダーパーグループに入ると、7番でもバーディ。最終ホールでは20メートルを超えるロングパットを沈め、6バーディ・3ボギーの3アンダーとした。
■欧州で発表されたスリクソン『ZX5』を投入!
この日の松山のドライバーは、これまで使用してきたテーラーメイド『SIM MAX』ではなく、欧州・英国で発表済みのダンロップ『スリクソンZX5』ドライバーだった。(シャフトはグラファイトデザイン『ツアーAD XC-8(TX)』は変わらず)同ドライバーは柔軟な層と硬い層を交互に入れる「リバウンドフレーム」構造の採用で、特にフェース中心エリアの反発が上がったとか。この効果か、計測ホールの平均飛距離ではこの日321.5ヤードを記録。
⇒男女ともメジャー制覇した国産クラブの後継!? スリクソン『ZX』は『Z85』と何が違うのか
では、計測ホール以外のショットはどうだったのか。FWキープ率は42.86%だったが、下記に各ホールのティショット飛距離を振り返ってみよう。
10H:342y(右ラフ)、11H:358y(グリーン近くまで運ぶ)、14 H:302y(FW)、15 H:310y(FW)、17 H:307y(FW)、18 H:283y(左ラフ)1 H:332y(FW)、2 H:354y(FW)、3 H:322y(FW)、4H:292y(左バンカー)、5H:360y(グリーン近くまで運ぶ)、7H:307y(FW)、9H:308y(左ラフ)
ご覧の通り、11H・2H・5Hでは360ヤード近いティショットを真っすぐFWに運んでおり、ヘッド左右慣性モーメントが5000g・cm2を越えたスリクソン『ZX5』の特徴と、リバウンドフレームの真ん中部分の反発力アップに期待を抱かせる結果となっている。
■LAゴルフシャフトのカーボンシャフトをパターに!
もう一つ、大きな変更点に見えたのが、真っ黒パター。ブライソン・デシャンボーやリッキー・ファウラーが使用するLAゴルフシャフトのカーボン製シャフトを採用し、ヘッドはスコッティ・キャメロンのプロトタイプで、エースと同じ形状の黒バージョンだ。以下、松山英樹のラウンド後のインタビュー。
(ラウンドを振り返って?)最初の方はミスはあったけど、バックナインに入ってすごくミスなくできたので良かったと思います。(コースは全米オープン並に難しかった?)そうですね。グリーンがほんとに硬くて、何ホールか水がほぼ含んでいないような感じだったので難しかったですけど、うまく対応できたかなと思います。
(一番良かった点は?)何が良かったのか、ちょっと分からないですけど、最終9番で長いのが入ったので、そこが良かったんじゃないかと思う。(今週どういうプレーをしないといけないか、改善したい点は?)先週から良い感じできているので、それを続けていけるように頑張りたい。
(先週良くなるきっかけがあった?)そうですね。徐々に自分の悪い所が分かり始めてそこを少しずつ改善していっている途中での今日のゴルフだったので、すごく、これからどんどん良くなって行くんじゃないかと自分に期待を持っています。
(先週のバーディ合戦から今日は厳しいセッティングだが?)練習ラウンドの時からこういう展開になると思っていたし、まぁ、グリーンは思ったより硬くなっていたのでやっぱりスコアが出なかったんじゃないかなと思う。(前半はグリーンのスピードが合わなかった?後半はすごく合っていたが?)そうですね。別に速いと思ってなかったんですけど、まぁ、後半になって2番、3番から良いパットができたんで良かったなと思います。
(ティショット、後半はかなり安定して見えたが?)最初からあんまり変わらなかったですね。(最後のパットはだいぶ強めに?)前のホールでだいぶショートしていたんで強めに打ってどうなのかなっていうところ。傾斜も強かったので、たまたまですけど入りましたね。(いい位置でのスタートだが?)明日頑張って、また良いプレーを続けていけるように頑張りたいと思います。
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」が開幕。日本勢でただ1人出場する松山英樹が圧巻のゴルフを展開し、トータル3アンダーの単独首位で滑り出した。アンダーパーはわずか3人という超難セッティングの中、後半尻上がりに調子を上げた。
INスタートの松山は出だしからボギーとバーディを繰り返す展開で前半を1オーバーとすると、後半は圧巻のゴルフ。1番から連続バーディを奪いアンダーパーグループに入ると、7番でもバーディ。最終ホールでは20メートルを超えるロングパットを沈め、6バーディ・3ボギーの3アンダーとした。
■欧州で発表されたスリクソン『ZX5』を投入!
この日の松山のドライバーは、これまで使用してきたテーラーメイド『SIM MAX』ではなく、欧州・英国で発表済みのダンロップ『スリクソンZX5』ドライバーだった。(シャフトはグラファイトデザイン『ツアーAD XC-8(TX)』は変わらず)同ドライバーは柔軟な層と硬い層を交互に入れる「リバウンドフレーム」構造の採用で、特にフェース中心エリアの反発が上がったとか。この効果か、計測ホールの平均飛距離ではこの日321.5ヤードを記録。
⇒男女ともメジャー制覇した国産クラブの後継!? スリクソン『ZX』は『Z85』と何が違うのか
では、計測ホール以外のショットはどうだったのか。FWキープ率は42.86%だったが、下記に各ホールのティショット飛距離を振り返ってみよう。
10H:342y(右ラフ)、11H:358y(グリーン近くまで運ぶ)、14 H:302y(FW)、15 H:310y(FW)、17 H:307y(FW)、18 H:283y(左ラフ)1 H:332y(FW)、2 H:354y(FW)、3 H:322y(FW)、4H:292y(左バンカー)、5H:360y(グリーン近くまで運ぶ)、7H:307y(FW)、9H:308y(左ラフ)
ご覧の通り、11H・2H・5Hでは360ヤード近いティショットを真っすぐFWに運んでおり、ヘッド左右慣性モーメントが5000g・cm2を越えたスリクソン『ZX5』の特徴と、リバウンドフレームの真ん中部分の反発力アップに期待を抱かせる結果となっている。
■LAゴルフシャフトのカーボンシャフトをパターに!
もう一つ、大きな変更点に見えたのが、真っ黒パター。ブライソン・デシャンボーやリッキー・ファウラーが使用するLAゴルフシャフトのカーボン製シャフトを採用し、ヘッドはスコッティ・キャメロンのプロトタイプで、エースと同じ形状の黒バージョンだ。以下、松山英樹のラウンド後のインタビュー。
(ラウンドを振り返って?)最初の方はミスはあったけど、バックナインに入ってすごくミスなくできたので良かったと思います。(コースは全米オープン並に難しかった?)そうですね。グリーンがほんとに硬くて、何ホールか水がほぼ含んでいないような感じだったので難しかったですけど、うまく対応できたかなと思います。
(一番良かった点は?)何が良かったのか、ちょっと分からないですけど、最終9番で長いのが入ったので、そこが良かったんじゃないかと思う。(今週どういうプレーをしないといけないか、改善したい点は?)先週から良い感じできているので、それを続けていけるように頑張りたい。
(先週良くなるきっかけがあった?)そうですね。徐々に自分の悪い所が分かり始めてそこを少しずつ改善していっている途中での今日のゴルフだったので、すごく、これからどんどん良くなって行くんじゃないかと自分に期待を持っています。
(先週のバーディ合戦から今日は厳しいセッティングだが?)練習ラウンドの時からこういう展開になると思っていたし、まぁ、グリーンは思ったより硬くなっていたのでやっぱりスコアが出なかったんじゃないかなと思う。(前半はグリーンのスピードが合わなかった?後半はすごく合っていたが?)そうですね。別に速いと思ってなかったんですけど、まぁ、後半になって2番、3番から良いパットができたんで良かったなと思います。
(ティショット、後半はかなり安定して見えたが?)最初からあんまり変わらなかったですね。(最後のパットはだいぶ強めに?)前のホールでだいぶショートしていたんで強めに打ってどうなのかなっていうところ。傾斜も強かったので、たまたまですけど入りましたね。(いい位置でのスタートだが?)明日頑張って、また良いプレーを続けていけるように頑張りたいと思います。