PGAツアーで『ZX』ドライバーを選手に打たせる“ツアーレップ”松山英樹。「クラブは見た目が9割」
PGAツアーで『ZX』ドライバーを選手に打たせる“ツアーレップ”松山英樹。「クラブは見た目が9割」
配信日時:2020年12月16日 10時32分
16日、住友ゴム工業がメディア向けYoutubeライブ「松山英樹×SRIXON LIVEセッション」を開催した。MCはツアーキャディの杉澤伸章氏。松山英樹をゲストに迎え、同社の北米駐在・松山担当の宮野敏一氏、ボール担当の神野一也氏らがギアのこだわりについてトークセッションを展開した。
コロナ禍の今季を振り返りながら話題が進行する中、本題であるギアの話に切り込む杉澤氏。まず、最初の質問は「なぜ、スリクソンのドライバーに替えられたのか?」というもの。ここ4年以上も他社製のドライバーを使用してきた松山英樹は困惑しつつも、こう回答。
「打ちたい球があって、その球を打つ時に当時のスリクソンのドライバーがフィットしなかった。今年変えたのは自分のティショットの状態が悪くて、ここまで悪いんだし(替えたら)飛距離もちょっと飛ぶかもしれない。どうせ悪いんだったら、替えちゃえと。どうしようもなくなって、最後の選択というか」(松山英樹)
⇒松山英樹、スリクソン『ZX5』ドライバーを投入し首位発進! パターも真っ黒シャフトに
そこで8月末の「BMW選手権」で新作『ZX5』ドライバーに替えた結果、ティショットの方向は多少荒れていたものの、爆発的な飛距離も出すことができ、結果的に単独3位フィニッシュ。ここで手応えを得た松山は、本格的なセレクトを開始。宮野氏も「(翌週の)ツアー選手権ではずっとペイントをしていました…」と振り返る。松山がクラブで一番こだわり抜く見た目(顔の見え方)を調整するためだ。
「(クラブのこだわりは)まずは見た目から。めちゃくちゃ大事ですね。例えば、ドライバーのロフトが立ってるように見えたら、(違和感で)自分で上げようとしちゃう。シャフトからのフェースのつながりを見て、トップラインを主に見てますね。それに対するロフトの付き方とか、(ヘッドの)後ろのバランスとか、けっこう細かく見ます。(トップラインにペイントをするのは)黒は黒でも色が違うじゃないですか。(フェースとクラウンの色味の違いや違和感を調整するなど)そういう、ちっちゃいことをいっぱいやってます(笑)」(松山)
宮野氏も苦笑しながら振り返る。「(松山のこだわりは)見た目が9割くらいじゃないですか。そこが合格しないと打ってさえくれない。その次が飛距離で、その次がコントロールできるかという部分」と話す。そして、松山自身が気に入った新作『ZX』ドライバーを、名前を言えないくらいのビッグネームの選手にも打たせるのだとか。松山のツアーレップ化には、杉澤氏も驚いていた。
⇒松山英樹のドライバー『SIM MAX』と『ZX5』、スタッツ上で違いは見えるか?
「どう? みたいに聞いたりしますね。見た目が良くなかったら、打たないでしょうし」と松山。ギアの重要性について問われても改めてこう話す。「自分が本当に【打ちやすい】ってまず思わないと、その後の性能が信じきれないというか。だから、見た目第一。そこからいろんな開発してもらっているものが入ってくる。アマチュアの方も見た目第一でいく方がいいと思います。見た目がよかったら、多少落ちるものでも、気持ちよく振り始めたら飛ぶと思うんです」。
クラブは見た目が9割。そのこだわりの部分が改良されたことで、スリクソン『ZX5』ドライバーへの松山の信頼度が“かなりのもの”だと伝わってくるトークセッションだった。
⇒松山英樹「今までのスリクソンのドライバーの中で、間違いなく一番飛ぶ」。スリクソン『ZX』シリーズ、10月17日デビュー!
コロナ禍の今季を振り返りながら話題が進行する中、本題であるギアの話に切り込む杉澤氏。まず、最初の質問は「なぜ、スリクソンのドライバーに替えられたのか?」というもの。ここ4年以上も他社製のドライバーを使用してきた松山英樹は困惑しつつも、こう回答。
「打ちたい球があって、その球を打つ時に当時のスリクソンのドライバーがフィットしなかった。今年変えたのは自分のティショットの状態が悪くて、ここまで悪いんだし(替えたら)飛距離もちょっと飛ぶかもしれない。どうせ悪いんだったら、替えちゃえと。どうしようもなくなって、最後の選択というか」(松山英樹)
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そこで8月末の「BMW選手権」で新作『ZX5』ドライバーに替えた結果、ティショットの方向は多少荒れていたものの、爆発的な飛距離も出すことができ、結果的に単独3位フィニッシュ。ここで手応えを得た松山は、本格的なセレクトを開始。宮野氏も「(翌週の)ツアー選手権ではずっとペイントをしていました…」と振り返る。松山がクラブで一番こだわり抜く見た目(顔の見え方)を調整するためだ。
「(クラブのこだわりは)まずは見た目から。めちゃくちゃ大事ですね。例えば、ドライバーのロフトが立ってるように見えたら、(違和感で)自分で上げようとしちゃう。シャフトからのフェースのつながりを見て、トップラインを主に見てますね。それに対するロフトの付き方とか、(ヘッドの)後ろのバランスとか、けっこう細かく見ます。(トップラインにペイントをするのは)黒は黒でも色が違うじゃないですか。(フェースとクラウンの色味の違いや違和感を調整するなど)そういう、ちっちゃいことをいっぱいやってます(笑)」(松山)
宮野氏も苦笑しながら振り返る。「(松山のこだわりは)見た目が9割くらいじゃないですか。そこが合格しないと打ってさえくれない。その次が飛距離で、その次がコントロールできるかという部分」と話す。そして、松山自身が気に入った新作『ZX』ドライバーを、名前を言えないくらいのビッグネームの選手にも打たせるのだとか。松山のツアーレップ化には、杉澤氏も驚いていた。
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「どう? みたいに聞いたりしますね。見た目が良くなかったら、打たないでしょうし」と松山。ギアの重要性について問われても改めてこう話す。「自分が本当に【打ちやすい】ってまず思わないと、その後の性能が信じきれないというか。だから、見た目第一。そこからいろんな開発してもらっているものが入ってくる。アマチュアの方も見た目第一でいく方がいいと思います。見た目がよかったら、多少落ちるものでも、気持ちよく振り始めたら飛ぶと思うんです」。
クラブは見た目が9割。そのこだわりの部分が改良されたことで、スリクソン『ZX5』ドライバーへの松山の信頼度が“かなりのもの”だと伝わってくるトークセッションだった。
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