米国キャロウェイが、ホームページやSNSを更新。年内までテーラーメイド契約プロだった、ジョン・ラームとの新規契約をアナウンスした。

⇒ジョン・ラームがキャロウェイと契約、いきなり「59」をマーク

「ジョン・ラームは、ゲームで最高かつ最もエキサイティングなプレーヤーの1人です。彼はすでに世界ランキングで1位になり、世界で12回の勝利を収め、優勝した2018 European Ryder Cupチームに出場し、2019 European Tour Player of the Year賞を受賞し、2020年に2つのPGAツアーイベントで優勝しました。ラームはキャロウェイとアリゾナ州立大学でのキャリアを通じてオデッセイの装備は11回優勝し、世界アマチュアランキングで1位になりました。ジョンをチームキャロウェイに迎えることを誇りに思います！」（同社広報）

新規契約に伴い、ラームも下記のようにコメント。

「キャロウェイに参加できてとてもうれしい。装備はすでに私にとって非常にうまく機能しています。実際、新しいセットアップの最初のラウンドで、コースレコードの59が出ました。私は自分のクラブ、特にゴルフボールに大きな自信を持っており、とても感銘を受けました」（ジョン・ラーム）

長年テーラーメイド契約だった有力選手が他メーカーに移籍した例としては、セルヒオ・ガルシア（2018年頭にキャロウェイと契約、現在はフリー）や、ジャスティン・ローズ（2019年頭に本間ゴルフと契約、現在はフリー）が記憶に新しいところ。

今回のラームは若さと勢いの点で、それとは少し異なる例と言えるだろうか。直近まで世界ランクのトップを争い、いよいよメジャー獲りを目指す“全盛期”でのクラブ変更となる。とはいえ、ボールとクラブの両方を一気に替えることで、調整やアジャストがどうなるか。その使用ギアの詳細にも注目必至だ。