今週開催されているのは米国男子ツアー「ザ・アメリカンエクスプレス」と、欧州男子ツアー「アブダビHSBC選手権」。テーラーメイド『SIM2』シリーズと、キャロウェイの新『EPIC』シリーズが直近で正式発表され、多くの選手たちの使用ヘッドに変更が見られるタイミングでもある。

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そこで注目したいのは、使用契約に縛りのない【ドライバー契約フリー】と見られる選手たち。グラインドワークス契約で、そのアイアンを使用するパトリック・リードのドライバーを見ると、昨年後半から使用していたタイトリスト『TSi3』から長く愛用したPING『G400LST』に戻っていた。また、スコッティ・シェフラーも変わらず今年も『G400LST』を使用している。

リードとは逆に、昨年テーラーメイド『SIM』を使用していたポール・ケーシーは「ザ・アメリカンエクスプレス」からタイトリスト『TSi3』ドライバー、そして『TSi2』フェアウェイメタルの16.5°に変更している。『TSi3』と言えば、マシュー・フィッツパトリックも昨年後半からこれに替え、今年も継続中。

また、リードと似たケースだが、三浦技研と契約、アイアンを使用するエイブラム・アンサーは、昨年前半キャロウェイ『EPIC FLASHサブゼロ』や『MAVRIKサブゼロ』、後半テーラーメイド『M4』ドライバーなどを使用してきたが、今年の「ソニーオープン・イン・ハワイ」でテーラーメイド『SIM2 MAX』ドライバーを使用する姿が確認できている。

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「アブダビHSBC選手権」練習日で古巣のテーラーメイド『SIM2 MAX』をテストしていたジャスティン・ローズ。ところが、本戦ではヘッドが『M6』で投入を見送った。また、「ザ・アメリカンエクスプレス」開幕前に「スリクソン『ZX7』を使用する可能性がある」と既報のブルックス・ケプカは、テーラーメイド『M5』ドライバーで今年の初戦を迎えた。（アイアンは『ZX7』を投入していた）