＜オメガ・ドバイデザートクラシック　最終日◇31日◇エミレーツGC（アラブ首長国連邦）◇7424ヤード＞　＜ファーマーズ・インシュランス・オープン　最終日◇31日◇トリーパインズGC サウスコース（米カリフォルニア州）◇7765ヤード・パー72＞

欧州男子ツアーの今季第2戦「オメガ・ドバイデザートクラシック」最終日。首位から出たポール・ケーシー（イングランド）が2つスコアを伸ばしトータル17アンダーで逃げ切り、欧州ツアー通算15勝目を飾った。また、米国男子ツアーの西海岸シリーズ第2戦「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は最終日が終了。首位タイから出たパトリック・リード（米国）がトータル14アンダーまで伸ばし、2位に5打差の圧勝劇。昨年2月の「WGC-メキシコ選手権」以来、通算9勝目を挙げた。

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2人には「自由にドライバーが選べる」点と「日本メーカーのアイアンを好む」（ケーシーがミズノ『MP-5』、リードがgrindworks『Patrick Reed PROTO』）点が共通しており、奇しくも同週に『TSi3』ドライバーで優勝することになった。ポール・ケーシーは元々クラブ契約フリーで、直近でタイトリスト『TSi3』ドライバーと『TSi2』FWに変更していた。

そして、パトリック・リードは日本人の研磨職人・新見清成氏が手がける「grindworks」契約だが、ドライバーは自由に選んできた。先週まで元エースのPING『G400LST』を戻していたが、今週からまたタイトリスト『TSi3』ドライバーに戻していた。また、今年から「タイトリスト」のキャップを着用しているため、タイトリスト契約を疑う声もあるが、「キャップ契約は特にない」とアクシネットジャパンインクから回答を得ている。

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ただし、昨年まではボール契約フリーでタイトリスト『プロV1』を使用してきたが、今年から正式にタイトリストボール契約プレーヤーとなったことは事実。リードは気に入った製品のメーカーをどんどんアピールする性格で、「タイトリスト」ロゴ入りキャップも、その辺りの気持ちが現れているのかもしれない。