2週間の小休止を経て、今週は国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」が福島県の「グランディ那須白河ゴルフクラブ」で開催される。練習日に発見したのが、三菱ケミカルの新作プロトタイプだ。

■三菱ケミカルの新作は『ディアマナPD』？

同社担当は「詳細は7月のプレスリリースを待ってください。中元系ではあります」とのことだが、印字には『ディアマナPD』とあり、ブラック系ようなカラーリングは、なんとなく現行の『ディアマナDF』やグレーの『同ZF』に近しいコスメにも感じるところ。コロナ禍の影響でテストはまだこれからだそう。

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既報の通り、直近の海外メジャー第3戦「全米オープン」のドライバーシャフト使用率で、再び首位に返り咲いた同社。厳しい舞台でローリー・マキロイも同社の『クロカゲXTS 70X』に戻るなど、本来の“定位置”奪還への気配も漂うが、中元系の『ディアマナPD』はそのための強力な武器となるのだろうか。

■オデッセイはマレット2機種を追加

また、練習グリーンで見つけたのは、先週「ニチレイレディス」で申ジエが初投入・即優勝したクランクネックのオデッセイ『ホワイト・ホットOG ＃4M』パター。発見したものはトリプル・トラックのアライメントが入ったBの字のマレットで、もうひとつカマボコマレットの『6MS』と書かれたスラントネック・マレットも確認できた。

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オデッセイのツアー担当者によれば、「6MSの方は、小田孔明プロ、出水田大二郎プロの感触がかなり良さそうでした」とのこと。出水田に渡したものは、アライメントラインを3本から1本にカスタマイズしているとのこと。申ジエの即勝利にあやかりたい『4M』の使用選手は現れるだろうか。

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その他、女子ツアーの「サントリーレディス」からツアー投入済みのブリヂストンの新作ドライバー『B1』『B1 Limited』『B2』プロトタイプも今週男子ツアーへ供給されており、BS勢の動向も気になるところだ。