2日、国内男子ツアー「日本シリーズJTカップ」が開幕する。コロナ禍で2020年と統合された長いシーズンも最終戦を迎え、賞金王がいよいよ決する。その戦いとは別に、先週の「カシオワールドオープン」では増える契約フリー選手に興味深い動きがあった。

▶▶▶【飛んで上がる3W】に敏感な男子ツアーでヤマハ『RMX VD』に熱視線
▶▶▶1発打てば、その飛びで即決。ヤマハ『RMX VD』FWの【飛びの要素全部乗せ】が凄まじい件

既報の通り、賞金王を争う木下稜介が契約外でヤマハ『RMX VD』FWを使用したことがきっかけか、契約フリー選手にも“ヤマハ・バブル”とも呼べる動きが発生。契約フリーで今季好調の矢野東は、『SIM2』をメインに使用してきたが、『RMX VD』ドライバーを投入し、13アンダーの9位タイフィニッシュ。

矢野は自身のYouTubeチャンネルでも明かす通り、国産ドライバーを複数打ち比べた中で『RMX VD』の顔の良さなどに好反応を示し、大事な高額賞金大会で実戦投入。また、特殊な動きを見せたのは、契約フリーの片山晋呉だ。予選で使用したスリクソン『ZX5』アイアンを、決勝の3日目以降に『RMX VD』アイアンに持ち替えていた。

はたして、この大物契約フリー選手の“ヤマハ・バブル”は一過性のものなのか。残る試合は今週のみ。来季を含め、今後もこの動きが続くかどうかに注目だ。