＜アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ 事前情報◇10日◇大洗ゴルフ倶楽部 （茨城県）＞

2週ぶりとなる国内男子ツアーは、日本とアジアンツアーの共同主管試合「ダイヤモンドカップ」が12日に開幕する。一昨年は中止、昨年は渡航制限の影響による出場枠変更とコロナの影響を受けてきた大会だが、ようやく今年は海外勢も多数出場だ。

松の枝が空中にせり出すタイトな大洗GCが舞台だが、テーラーメイド契約の中島啓太に動きが見られた。今週も「中日クラウンズ」で投入したテーラーメイド『300ミニ』ドライバーを引き続き使用し、ティショットをクリエイトする模様だが、練習グリーンで何やら真っ黒なプロトタイプパターをテストするシーンも。

テーラーメイドのツアー担当者は「まだプロトタイプなので、詳細は話せません」と言うものの、ツノ型マレットの当該プロトタイプには、『トラス』を思わせる三角ネックが。ソールには『スパイダーGT TM1』と、『同TM2』の刻印も。プロトタイプとは言いつつ、このまま販売されてもおかしくない仕上がりに見える。

▶▶▶女子ツアーに新『トラス』登場！永峰咲希「初代と三角形は一緒だけど、白っぽくてソフト」

三角ネックと言えば、2戦前の国内女子ツアー「パナソニックレディースオープン」で、こちらもプロトタイプの『TPコレクションJUNO TB1.5』がツアー投入されたばかり。その『JUNO TB1.5』は、初代『トラス』の黒っぽい色ではなく、永峰咲希が「白っぽくて角が丸い」と話していたが、今回発見したものは逆で、これまでの三角ネックにはない漆黒だ。

また、フェースも従来『トラス』にない漆黒で、一見カーボンのようにも見え、「詳細は話せない」と言うツアー担当者のトーンから察すると、相当な力作と見て間違いなさそう。国内ツアーを席巻してきた『スパイダー』と『トラス』が合体するとなれば、超話題作となること間違いなし。はたして、中島の投入はあるのか？ プロトタイプの詳細が分かり次第、続報をお届けする。