アクシネットジャパンインク及び、米国アクシネット社が「ツアーシーディング（ツアー検証プロセス）」開始をアナウンスした。発表されたのは、『TSi』シリーズドライバーの後継作と見られる『TSR』ドライバー、FWだ。

「PGAツアーで最も多く使用されているドライバーの次世代モデルNEWタイトリスト TSRドライバーが、今週のトラベラーズ選手権でいよいよ世界デビューを果たします。NEW TSRドライバーとNEW TSRフェアウェイメタルによる、新たなタイトリストメタルラインのツアーシーディングそしてパフォーマンス検証プロセスの開始をお知らせします。

研究開発プロセス全体を通じて世界最高峰のプレーヤーたちと協力し、彼らのフィードバックを得ながら最終的なパフォーマンス検証を行うことは、優れた製品性能を備えたすべてのタイトリストゴルフギアの開発にとって非常に重要です。トーナメント開催までの間、タイトリストのツアー担当者たちは、TPCリバーハイランドにおいてプレーヤーたちにNEW TSRのフィッティングを行いながら、パフォーマンスに関するフィードバックを収集していきます。

今週木曜日の大会初日が、プレーヤーがNEW TSRメタルを競技で使用する最初の機会となります。ツアーシーディングは今後数週間にわたって世界中のツアーで継続して行われます。タイトリスト公式サイトやSNSで最新情報を配信していきますので是非ご覧ください」（同社）

『TSR』には画像のように2、3、4の存在が確認できるが、どのモデルも既存の『TSi』に似たソールの1本線が特徴的で、さらにシンプルなデザインになった印象。この辺りは、2020年9月のツアー投入以来、どのブランドよりも多くのPGAツアー選手から『TSi』シリーズが愛され続けてきたことが背景にあるのか。今週は何人の選手たちが新作に切り替えるのか、要注目である。