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【小祝さくら先生】中腰ドリルでドライバーのOBがなくなる!

【小祝さくら先生】中腰ドリルでドライバーのOBがなくなる!

ドライビングディスタンスの順位と、フェアウェイキープ率の順位を合算した「トータルドライビング」で、18年シーズンは3位、19年シーズンは5位を獲得した小祝さくら先生。飛んで曲がらないドライバーが持ち味の先生に、つかまる『中腰ドリル』を教えてもらった。

配信日時:2020年2月17日 22時00分

ドライバーを短く持ってヒザを曲げて腰を落として構えたら、そのままの体勢でボールを打つ。小祝先生はこの中腰ドリルで伸び上がる動きを矯正した
ドライバーを短く持ってヒザを曲げて腰を落として構えたら、そのままの体勢でボールを打つ。小祝先生はこの中腰ドリルで伸び上がる動きを矯正した

■ドライバーを短く持って中腰で練習するとつかまる

ドライバーでつかまらないのは、インパクトでヒザが伸びて体が起き上がってしまうからです。もともと私も伸び上がるクセがあって、それを修正するために始めたのが、クラブを短く握って中腰で打つドリルです。とても効果があるので、シーズン中も必ず中腰打ちを練習しています。

中腰で構えるメリットは、重心が下がって下半身を意識しやすくなること。また、自然に腰が入った体勢になり、足の裏で地面を掴む感覚が出ることです。この姿勢のままスイングを始動し、切り返しで左ツマ先を下方向に踏み込んでいきます。これで伸び上がる動きを矯正できますよ。

■おヘソをターゲットに向けて手打ちOBを防止する

体の回転が止まると手打ちになって、左にも右にも曲がる。おヘソを目標に向ける意識を持ってしっかり体を回転させよう

体の回転が止まると手打ちになって、左にも右にも曲がる。おヘソを目標に向ける意識を持ってしっかり体を回転させよう

せっかく伸び上がらなくなって前傾角度をキープできても、体の回転が止まるとボールは曲がりやすくなります。ボールに当てにいって手打ちになる人は、おヘソをターゲットに向ける意識を持ってください。しっかり振り切ることで、インパクトが分厚くなり、飛んで曲がらないボールになります。

■200%素振りで軸を作ると本番で曲がらなくなる

バックスイングからトップでは右太モモの内側、ダウインスイングからインパクトでは左内モモの内側を意識して速く素振りすることで、ブレない軸ができる

バックスイングからトップでは右太モモの内側、ダウインスイングからインパクトでは左内モモの内側を意識して速く素振りすることで、ブレない軸ができる

体の上下動がなくなったら、次は左右の軸ブレを直していきましょう。スイングの軸を作るには、とにかく思いっ切り振る練習をすること。200%の速さで振るくらいのイメージで素振りをしてみましょう。太モモの内側を意識すると体の両サイドにカベが生まれて、スタンス幅の中で速く振れるようになります。私は試合がある日でも一日50回、200%素振りを実践しています。初めは10回でもいいので、ぜひやってみてください。

(この記事は2019年1月10日発売のALBA764号、2019年1月24日発売の765号に掲載されました)

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