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【80切り】飛距離の出るダウンブローへ! アドレスから“右足カカト”を上げたまま打ってみよう

【80切り】飛距離の出るダウンブローへ! アドレスから“右足カカト”を上げたまま打ってみよう

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。ショートアイアンほどショートするという人は、インパクトで右足に体重が残りすぎているかも。飛距離の出るダウンブローが身に付く練習法とは?

配信日時:2020年12月18日 03時00分

アドレスからフィニッシュまで右足カカトを浮かせて打つドリルで、飛距離の出るダウンブローが身につく。左足の内側を軸にしてスイングしよう
アドレスからフィニッシュまで右足カカトを浮かせて打つドリルで、飛距離の出るダウンブローが身につく。左足の内側を軸にしてスイングしよう

アドレスからフィニッシュまで 右足カカトは上げたまま

飛距離不足を解消するには、アドレスで“右足カカト”を上げて、そのまま打つというドリルがオススメです。最初はショートアイアンからスタート。右足カカトを上げると重心が左に移るので、左足内側に軸を設定し、トップでもフィニッシュでも“右足カカト”が地面に着かないようにスイングしてください。

左足に8割体重を乗せたインパクトを目指す

右足体重だとダフリやトップが出る(左)。左足への体重移動が不十分だと飛距離が出ない(真ん中)。アイアンは左足に8割体重を乗せたインパクトが理想

右足体重だとダフリやトップが出る(左)。左足への体重移動が不十分だと飛距離が出ない(真ん中)。アイアンは左足に8割体重を乗せたインパクトが理想

バックスイングでは体重が右足のツマ先側にかかり、体の動きが制限されます。すると余計な動きが生まれず、コンパクトなトップに。結果として、切り返し以降の左への体重移動がよりスムーズになり、クラブヘッドが上から下りてくるのです。

このとき、すべての力をボールにぶつけるつもりでインパクトし、重いものをグッと押し込むように打つのがコツ。左8対右2の体重配分になるように、左足に体重をしっかり乗せていきましょう。

(この記事は2020年1月9日発売のALBA788号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
久保勝美
くぼ・かつみ/62年生まれ。埼玉県出身。高校時代は野球部で、卒業後は清涼飲料のトラック運転手をしていた。会社のゴルフコンペに出たのをきっかけに21歳からゴルフをはじめ、脱サラしてプロ入り、という異色の経歴を持つ。レギュラーツアー時代は成績を残せなかったが、シニア入りして才能が開花。2015年の「金秀シニア 沖縄オープン」でシニアツアー初優勝を挙げた。高根CC所属
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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