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    【ティショットのミス撲滅で-5打】"ミスせず飛ばす"ための極意

    コースレッスンだけに特化したGEN-TEN(ゲンテン)のインストラクターが、実戦的スコアメイク術を伝授。ラウンドレッスンエリート集団が導きだした、8つのポイントを心がけることで平均スコアアップは確実!?(撮影・福田文平)

    配信日時:2017年4月4日 01時15分

    • レッスン
    目次 / index
    どうしても飛ばしたいホール…力まず打つためには?
    どうしても飛ばしたいホール…力まず打つためには?
    • 僕がいつも伝えているのは「目線を上げてみてください」です
    • 目線を高くすると、右肩が下がって力が自然に抜ける。一方目線が低いと右肩が前に出やすくなる
    • スイングの軸の真下にボールがあるほうがスイング軌道においても理想的
    • 目線を下げてしまうと、バックスイングが上げづらく、右肩が突っ込みやすくなる
    この記事の写真 6 枚を見る
     どんなゴルファーでも毎ラウンド、ベストスコアを狙ってティオフを迎えるのは常。だが"もったいないミス"が重なり、「ティショットが本来の調子なら5打は縮められたなぁ…」「寄らず入らずで5打は損していたなぁ…」と、実際はベストスコア+10打でため息交じりに帰路につく日ばかり。平均スコア90台後半から110程度の"もったいないゴルファー"のために、GEN-TENのインストラクター、牧野佑司プロにティショットでミスしないための実戦テクを聞いた!

    【第1回】成功するアドレス、ミスするアドレス

    遠くを見るだけで、飛距離は伸びる!?

    僕がいつも伝えているのは「目線を上げてみてください」です

    僕がいつも伝えているのは「目線を上げてみてください」です

     こんにちは、GEN-TENの牧野です。日々のコースレッスンのなかから、ティショットにおいて、アマチュアに気をつけて欲しい実戦的なポイントを4つにわけて紹介しようと思います。初回は"狙いどころへのセットアップ"を紹介しましたが、第2回は"飛ばしたいホールでの極意"です。極意と入っても、難しいことはいいません。やることはたった一つ…【目標を決めたら、さらに遠く上のほうを見る】だけです。

     距離の長いパー5…比較的フェアウェイが広いホールの場合は、"このホールは飛ばしてやろう!"と意気込みますよね。ですが皆さん、より飛距離を出すために効果的なことをしていますか? 思いっきり振る意識だけ高まって、腕に力が入り、結果的にはチーピンやブーメランスライスという経験はありませんか? 私のコースレッスンでは、「落としたい目標ポイントを決めてアドレスしたら、目線を上げて、目標ポイントよりも上を見てください」と伝えています。
    目線を高くすると、右肩が下がって力が自然に抜ける。一方目線が低いと右肩が前に出やすくなる

    目線を高くすると、右肩が下がって力が自然に抜ける。一方目線が低いと右肩が前に出やすくなる

     目線を高くすると、右肩が下がって力が自然に抜け、体の中心線(スイングの軸)が右側に少し傾きます。ドライバーはティアップしているので、ボールの位置は左足寄り。スイングの軸、シャフト、ボールが一直線に近くなりますよね。スイングの軸の真下にボールがあるほうがスイング軌道においても理想的なので、右に傾くほうが本来自然なのです。アドレスで右サイドに6割程度、体重が残っていたほうが、バックスイングも引きやすく、スムースにスイングができますからね。打ち出し角も上がり、キャリーを稼げるようになります。
    スイングの軸の真下にボールがあるほうがスイング軌道においても理想的

    スイングの軸の真下にボールがあるほうがスイング軌道においても理想的

     アマチュアの方のプレーを見ていますと、飛ばしたくなると、やたらとターゲット方向を確認する人が多いと感じます。すると、本来の目線よりも"下"を見ることになるので、右肩が前に出て、かつ力が入る。左に体重が残りやすくもなるので、バックスイングも上げづらくなってしまいますよ!
    目線を下げてしまうと、バックスイングが上げづらく、右肩が突っ込みやすくなる

    目線を下げてしまうと、バックスイングが上げづらく、右肩が突っ込みやすくなる

    プロフィール/牧野佑司(まきの・ゆうじ)

    GEN-TEN 西日本 専属コーチ(近畿地区)。高校時代卒業後、単身アメリカに留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。2007年からはカナディアンツアーに2年間フル参戦し、2011年よりティーチング活動を開始。基本に忠実な理論と、海外のツアーで得た経験を融合した実践的なレッスンで好評を博している。

    ⇒コースレッスンに特化した実践上達塾!GEN-TENのHPはこちら!

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