飛ばすためのダウンスイングは左腰を後ろに引くこと【4回目】
人気レッスンプロ植村啓太が飛ばないアマチュアのために、伝授する飛ばしのレッスン。今回は飛ばすためにダウンスイングとインパクトの形を伝授します。
配信日時:2017年4月22日 01時01分
飛ばせるダウンスイングとは腕は何もしないこと
インパクトではものを置いて押してみると正しい形がわかる
飛ばしのダウンスイングからインパクトを説明します。ダウンスイングは2つの部分に分けて説明します。体の大きな動きと腕の動きに分けます。体の大きな部分はトップで下半身を動かさずに上体を右に回してネジレの状態を作ってから、左ヒザから動かしますが、体重移動だけだと体が回りません。さらに腰を回転しないといい形はできません。左腰をグッと後ろに引いたほうがいい形でインパクトできます。右腰を前に出すと上体が伸び上がり、手首が伸びてフェースが当り負けしてしまいます。
だから体重移動しながらグッと左腰を引くとインパクトで前傾を保てるのです。肩は最後に上体について回っていきます。体がねじれた状態でインパクトすることが大切。左肩が開かないでインパクトできるのが飛ばせる形といえます。
腕の形は、よくタメを作るという表現を言いますが、意識してタメを作ろうとすると腕に力が入って、フェースが開いてしまいます。トップの形のまま腕は何もしないことがタメの動きにつながります。手先の動きは何も変えなくていいです。ヒジの向きだけ注意しましょう。右ヒジの動きが止まってしまうと、カット軌道になって左に引っかけてしまいます。ボール投げのように右ヒジをためてリリースするのが正しい形。トップからダウンスイングで右ヒジが外を向くと、タメがほどけてしまいます。なるべく右ヒジは内側を向くようにして下ろしましょう。
インパクトでは何かものを置いてグーと目標方向に押せる形がいい形です。体重が右に残るとものは押せません。左足体重のままハンドレートでなくハンドファーストの形になるようにしましょう。左肩が開くとダメなので、両肩はボールを向くようにしてグッと左腰を引いた形を意識しましょう。これで正しいインパクトを迎えられて飛距離アップできます。
だから体重移動しながらグッと左腰を引くとインパクトで前傾を保てるのです。肩は最後に上体について回っていきます。体がねじれた状態でインパクトすることが大切。左肩が開かないでインパクトできるのが飛ばせる形といえます。
腕の形は、よくタメを作るという表現を言いますが、意識してタメを作ろうとすると腕に力が入って、フェースが開いてしまいます。トップの形のまま腕は何もしないことがタメの動きにつながります。手先の動きは何も変えなくていいです。ヒジの向きだけ注意しましょう。右ヒジの動きが止まってしまうと、カット軌道になって左に引っかけてしまいます。ボール投げのように右ヒジをためてリリースするのが正しい形。トップからダウンスイングで右ヒジが外を向くと、タメがほどけてしまいます。なるべく右ヒジは内側を向くようにして下ろしましょう。
インパクトでは何かものを置いてグーと目標方向に押せる形がいい形です。体重が右に残るとものは押せません。左足体重のままハンドレートでなくハンドファーストの形になるようにしましょう。左肩が開くとダメなので、両肩はボールを向くようにしてグッと左腰を引いた形を意識しましょう。これで正しいインパクトを迎えられて飛距離アップできます。
植村啓太氏プロフィール
植村啓太
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。