オデッセイのトゥアップパターがいよいよ発売。その特徴とは?
text by kazuhiro koyama
配信日時:2016年4月27日 04時09分
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オデッセイのトゥアップパターがいよいよ発売。その特徴とは?
水平にした時のトゥの向きで、パターの性格が変わる。
オデッセイの最新パター『トゥアップ』が発売された。1月にフロリダで行われたPGAマーチャンダイジングショーで発表され、日本でも話題になっていたモデルだ。特徴はその名の通り、パターを水平にすると自然とトゥの部分が上を向くこと。今回は、ピン型の「#1」と、マレット型の「#9」のふたつの形状がラインナップされている。
トゥが上を向くことが、なぜ特徴といえるのか。普通のパターは、机の上などで水平にすると、自然とトゥが垂れ下がり、下を向くように出来ている。パターの形状によって、このトゥが下を向く角度が変化するのだ。フェースが真上を向きトゥが水平になるパターは「フェースバランス」と呼ばれている。
この「フェースバランス」と、トゥが真下を向くモデル(※T字型パターなど)で、パターを水平にした時のトゥの向きは90度違う。現在、市販されているパターの大半が、この90度の幅のどこかをトゥが向くように設計されている。
このトゥが向く角度を、海外ではトゥハングなどと呼んでいて、パターフィッティングに役立てている。トゥが下を向く度合いが大きいと、パッティングストローク中にフェース面が開閉しやすくなる。「フェースバランス」は、開閉がしにくくなり、フェース向きを保ちやすい。
ストローク中にフェースを積極的に開閉するゴルファーは、トゥが下を向く度合いの大きい、L字型やアンサー型などの形状がマッチすると言われている。フェースの開閉が小さいゴルファーは、大型マレットに代表される「フェースバランス」が向いていて、ストレートに引いてストレートに出すような打ち方と相性が良い。
現在は計測器も発達しており、パターフィッティングも進化してきている。ゴルファーは計測で、自分のストロークのクセをチェックしながら、トゥハングの角度を選ぶと良い結果になりやすい。自分に合ったトゥハングの角度を教えてくれるサービスも登場しているようだ。フィッティングを受けて、パターを選んだ経験を持つゴルファーも少なくないだろう。
トゥが上を向くことが、なぜ特徴といえるのか。普通のパターは、机の上などで水平にすると、自然とトゥが垂れ下がり、下を向くように出来ている。パターの形状によって、このトゥが下を向く角度が変化するのだ。フェースが真上を向きトゥが水平になるパターは「フェースバランス」と呼ばれている。
この「フェースバランス」と、トゥが真下を向くモデル(※T字型パターなど)で、パターを水平にした時のトゥの向きは90度違う。現在、市販されているパターの大半が、この90度の幅のどこかをトゥが向くように設計されている。
このトゥが向く角度を、海外ではトゥハングなどと呼んでいて、パターフィッティングに役立てている。トゥが下を向く度合いが大きいと、パッティングストローク中にフェース面が開閉しやすくなる。「フェースバランス」は、開閉がしにくくなり、フェース向きを保ちやすい。
ストローク中にフェースを積極的に開閉するゴルファーは、トゥが下を向く度合いの大きい、L字型やアンサー型などの形状がマッチすると言われている。フェースの開閉が小さいゴルファーは、大型マレットに代表される「フェースバランス」が向いていて、ストレートに引いてストレートに出すような打ち方と相性が良い。
現在は計測器も発達しており、パターフィッティングも進化してきている。ゴルファーは計測で、自分のストロークのクセをチェックしながら、トゥハングの角度を選ぶと良い結果になりやすい。自分に合ったトゥハングの角度を教えてくれるサービスも登場しているようだ。フィッティングを受けて、パターを選んだ経験を持つゴルファーも少なくないだろう。
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