1971年から始まった本大会。88年からは一貫して兵庫県のABCゴルフ倶楽部が戦いの舞台となっている。08年からは特別協賛に株式会社マイナビを迎えて現在の大会名となったが、その初代チャンピオンとなったのが当時17歳の石川遼。プロ入り初優勝をたぐり寄せた最終18番でのウォーターショットは今でも語り草となっている。 昨年大会では悪天候のため最終ラウンドが中止となり、3日目終了時点で首位に立っていた小鯛竜也がうれしいツアー初優勝を果たした。なお、前週の「ブリヂストンオープン」も最終ラウンドが中止となっており、2週連続で最終日が中止となるのは記録の残る1978年以降初のことだった。 先週には約4カ月ぶりにトップ5に入った石川、2週連続優勝を狙う今平周吾、ディフェンディングチャンピオンの小鯛ら実力者たちが頂点を狙う。ABCゴルフ倶楽部名物の超高速グリーンを制し、栄冠を手にするのは果たして誰か。