今年で38回目を迎える本大会。会場は高知県のKochi黒潮カントリークラブで、太平洋を一望できる壮大な景観が特長だ。今シーズンもいよいよ大詰めとなり、多くの選手にとって事実上の最終戦。賞金ランク上位65人までに与えられるシード権をかけて、男子プロによる激闘の火ぶたが切られる。 昨年大会では首位との4打差を覆したスンス・ハンが念願のツアー初優勝。また、出場6試合中4度の予選落ちと苦しんでいた石川遼が2位タイに入り、復活優勝への兆しを見せた。 今年もホストプロとして参戦する石川、昨年覇者のハンをはじめ、賞金ランク1位を走る今平周吾、歴代覇者の池田勇太、片山晋呉らトッププロが高知に集結。現シード選手の小鯛竜也、宮本勝昌、香妻陣一朗、久保谷健一らシード当落線上のプレーヤーも、出場権確保に向けて大一番となる。