2年に一度開催されている、米国選抜と欧州選抜の対抗戦。1990年にスタートし今年は15回目を迎える。大会名はゴルフクラブメーカーPINGの創業者カーステン・ソルハイムからつけられている。2002年の第7回大会までは偶数年開催であったが、男子の同じく欧米対抗戦であるライダーカップが2001年のアメリカ同時多発テロ事件により翌年に延期。2002年はソルハイムカップとライダーカップの両方が開催されたが、その後は、ソルハイムカップは奇数年、ライダーカップは偶数年に開催されることになった。この大会ではライダーカップ同様、賞金の授与はないが、選ばれることが名誉あることで、国や地域の名誉と威信をかけて戦う。前回の2015年大会では、2日目の未消化プレーを終えた段階で欧州チームが米国チームに4ポイント差をつける展開だったが、シングル戦で米国チームが全12戦中、8勝3敗1分と勝利を積み重ね、大逆転で3大会ぶりの制覇。敵地・ドイツでのこの勝利で米国チームは通算対戦成績を9勝5敗とした。