千葉の太平洋クラブ成田コースで行われる地方オープン。週末に開催される岐阜オープンと併せて、国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」への最終調整の場として、多くのプロが参戦してしのぎを削る。昨年大会ではツアー通算2勝の井上信が増田伸洋、宮本勝昌ら実力者を2打差で振り切って初勝利を挙げた。そして、今年の目玉は何といっても石川遼の出場。昨年は5戦連続予選落ちを喫するなど苦しんだが、最終戦となった「カシオワールドオープン」では2位タイ、今年2月に行われた欧亜共催大会「メイバンク選手権」では5位タイと、昨年から取り組んでいるスイング改造が実を結びつつある。前述の岐阜オープンとの2連戦で、どのような結果を残すか。2018年を占う1週間となるかもしれない。また、ツアー通算31勝の片山晋呉も出場。衰え知らずの巧みなゴルフで大会を盛り上げる。