新型コロナウイルスの感染拡大を受け、USLPGAは現地時間12日に「リスクを最小限に抑えるため」の措置としてメジャー大会の「ANAインスピレーション」（4月2日〜5日、カリフォルニア州）の延期を発表。同大会に出場予定だった鈴木愛もコメントを寄せた。

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国内女子ツアーの前年賞金ランキング1位と2位しか出場できない本大会は鈴木にとって、「一番楽しみなメジャー。毎年出場することが難しい大会で、いつも出られるワケではないので…」と話すとおり、出場できることを願っていた。

「国内第3戦の中止、そして私自身も楽しみにしていたANAインスピレーションが延期となったことは非常に残念でなりません。ただ、それ以上にファンの皆さまや大会開催に向けて御尽力を頂いた関係者の方々を思うと、悲しく切ない気持ちでいっぱいです。

私たち選手は、皆様の前で最高のプレーをするために万全の態勢を整えてまいりますので、ファンの皆さま、関係者の皆さまも健康には十分にお気を付けいただきたいと思います。そして一日でも早く事態が収束することを願っております」

あくまで中止ではなく延期の措置が取られたが、同大会は東京五輪出場に関わるポイントも大きい。また、日本時間13日（金）には20日から開催予定だった国内女子ツアー「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」の中止が決定。先の見えないなかでの調整が続く。