Danaオープン
日程 2022年9月1日-9月4日賞金総額 $1,750,000
TV/ネット放送予定上原彩子が貫いた自分のゴルフ 予選落ち確定後に強さと覚悟が見えた【記者の目】
上原彩子が貫いた自分のゴルフ 予選落ち確定後に強さと覚悟が見えた【記者の目】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2022年9月5日 03時30分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -18 | ガビー・ロペス |
2 | -17 | メーガン・カン |
3 | -16 | キャロライン・マッソン |
4 | -15 | サラ・シュメルツェル |
4 | -15 | イン・ルオニン |
4 | -15 | ルーシー・リー |
7 | -14 | 畑岡 奈紗 |
7 | -14 | フリダ・カインハルト |
7 | -14 | リン・シユ |
10 | -13 | レオナ・マグワイア |
1985年の服部道子以来、37年ぶりに「全米女子アマ」を制した馬場咲希は優勝会見で言った。「自分のゴルフができた」。最近の、特に若い選手が使うことばで勝因を語った。
セキ・ユウティンが初Vでこの笑顔【写真】
「Danaオープン」で上原彩子が1年2カ月ぶりに米ツアーに復帰した。各国のトップクラスが集まるツアーで、馬場とは対照的に飛距離が出るほうではない彼女が10年間戦えている理由は、ショートゲームを中心として1打1打積み上げていく丁寧なゴルフがあるからだろう。それが“上原のゴルフ”だ。
結果として予選落ちとなったが、復帰戦でもそれは存分に発揮された。初日のドライビングディスタンスは228ヤード。これは今季のスタッツに当てはめれば一番下の数字。距離の長いパー5では3打目にユーティリティを持つこともあった。それでも初日のスコアは2アンダー。カットラインどころか首位と4打差につけた。
2日目は生命線の一つであるパッティングが決まらず、カットラインを下回ることとなった。だが、一番上原らしさが光ったのが最終ホールとなった18番、予選落ちが確定した直後だった。
決めなければ終わりという2メートルのバーディパットは強気に打ったが、カップに収まることなくオーバーした。上原は午後スタートの最終組。この時点で決勝行きはなくなったと言ってもいい。だが、上原はオーバーしたボールをマークして向きを直した後、カップまでにあったピッチマークを丁寧に直してからパーパットを打ったのである。
セキ・ユウティンが初Vでこの笑顔【写真】
「Danaオープン」で上原彩子が1年2カ月ぶりに米ツアーに復帰した。各国のトップクラスが集まるツアーで、馬場とは対照的に飛距離が出るほうではない彼女が10年間戦えている理由は、ショートゲームを中心として1打1打積み上げていく丁寧なゴルフがあるからだろう。それが“上原のゴルフ”だ。
結果として予選落ちとなったが、復帰戦でもそれは存分に発揮された。初日のドライビングディスタンスは228ヤード。これは今季のスタッツに当てはめれば一番下の数字。距離の長いパー5では3打目にユーティリティを持つこともあった。それでも初日のスコアは2アンダー。カットラインどころか首位と4打差につけた。
2日目は生命線の一つであるパッティングが決まらず、カットラインを下回ることとなった。だが、一番上原らしさが光ったのが最終ホールとなった18番、予選落ちが確定した直後だった。
決めなければ終わりという2メートルのバーディパットは強気に打ったが、カップに収まることなくオーバーした。上原は午後スタートの最終組。この時点で決勝行きはなくなったと言ってもいい。だが、上原はオーバーしたボールをマークして向きを直した後、カップまでにあったピッチマークを丁寧に直してからパーパットを打ったのである。
関連記事
Danaオープンのニュース
- 本人は謙遜も…英語も世界基準に 古江彩佳の勉強法【女子ツアーの“ヒトネタッ”!】
- 好き嫌い克服の第一歩? ミックスで見せた“いつもの”渋野日向子【記者の目】
- 11位からの華麗なる逆転劇 ガビー・ロペスを勝利に導いたメンタル術「結果以上のドラマは作らない」
- 笹生優花は連続バーディ締め ショット改善で次戦に弾み
- 古江彩佳は最終日伸ばせず「パッとしないゴルフ」 次戦はハンデなしの新規大会