選手情報
2024年10月15日 04:36
プロフィール
フィリピン出身で、日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれる。8歳からゴルフを始め、早くからプロを目指した。フィリピン国内だけでなく、世界のプロ・アマトーナメントにも数多く参戦し、トップアマチュアとして名を馳せた。14歳だった2016年には「全米アマチュア選手権」でセミファイナリストとなり、フィリピンの女子ツアー「イーグル・リッジ レディース」ではプロと競い優勝。「世界ジュニア選手権」では同年から2年連続で2位となったが、18年の「第18回アジア大会ゴルフ競技」では団体と女子個人で金メダルを獲得した。
2019年、プロテストに一発合格。翌20年にはプロ2戦目の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で同期で一番乗りの初優勝を挙げた。続く「ニトリレディス」も制覇し、“10代での2大会連続優勝”を果たし、史上最速で生涯獲得賞金5000万円を突破。これにより“怪物ルーキー”の名を轟かせた。
2021年6月には「全米女子オープン」で米ツアー初優勝をメジャー大会制覇で飾った。19歳11カ月17日は朴仁妃と並ぶ大会史上最年少。日本人女子ゴルファーとしては3人目であり、フィリピン出身者としては初のメジャー優勝者としても名を刻んだ。同年8月には東京五輪にフィリピン代表として出場し、通算10アンダー・9位の成績を残した。
主戦場を米国に移した2022年は「LPGAメディヒール選手権」での2位を含むトップ10入りを4回記録。翌23年も「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」での2位を含むトップ10入りを8回記録したものの、優勝には届かず、つらい時期が長く続いた。
2024年には「全米女子オープン」で再び勝利し、日本勢史上初となる2度目のメジャー制覇を果たし、16人目の大会複数回優勝者として名を刻んだ。ツアー初優勝と2勝目がともにメジャー大会という偉業は史上3人目であり、22歳11カ月13日での大会2勝は史上最年少。2位には渋野日向子がつけており、メジャー大会で日本人選手が1位と2位になったことも初の快挙だった。この勝利により、同年8月には日本代表として「パリ五輪」に出場。しかし実力を発揮できず、トータル17オーバー・54位に終わった。
日本とフィリピン両方の国籍を持っていたが、東京五輪直後に日本国籍を選択。それでも自身の中には常に「双方の国の人間である」というアイデンティティを持っている。師はジャンボ尾崎こと尾崎将司。得意なクラブはドライバーで、2020年の「デサントレディース東海クラシック」の2020年のドラコン大会では、アゲインストの中270ヤードを飛ばし優勝したこともある。ジュニア時代は、「下半身と背筋を強くしよう」と両足に各250グラムの重りを付けてトレーニングを行っていた。その後2キロの重りを付け、10キロのチョッキを着てから、散歩することも。(2024年10月10日現在)
優勝トーナメント
【2020年】
NEC軽井沢72ゴルフ
ニトリレディス
【2021年】
全米女子オープン(メジャー)※海外
【2024年】
全米女子オープン(メジャー)※海外
2019年、プロテストに一発合格。翌20年にはプロ2戦目の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で同期で一番乗りの初優勝を挙げた。続く「ニトリレディス」も制覇し、“10代での2大会連続優勝”を果たし、史上最速で生涯獲得賞金5000万円を突破。これにより“怪物ルーキー”の名を轟かせた。
2021年6月には「全米女子オープン」で米ツアー初優勝をメジャー大会制覇で飾った。19歳11カ月17日は朴仁妃と並ぶ大会史上最年少。日本人女子ゴルファーとしては3人目であり、フィリピン出身者としては初のメジャー優勝者としても名を刻んだ。同年8月には東京五輪にフィリピン代表として出場し、通算10アンダー・9位の成績を残した。
主戦場を米国に移した2022年は「LPGAメディヒール選手権」での2位を含むトップ10入りを4回記録。翌23年も「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」での2位を含むトップ10入りを8回記録したものの、優勝には届かず、つらい時期が長く続いた。
2024年には「全米女子オープン」で再び勝利し、日本勢史上初となる2度目のメジャー制覇を果たし、16人目の大会複数回優勝者として名を刻んだ。ツアー初優勝と2勝目がともにメジャー大会という偉業は史上3人目であり、22歳11カ月13日での大会2勝は史上最年少。2位には渋野日向子がつけており、メジャー大会で日本人選手が1位と2位になったことも初の快挙だった。この勝利により、同年8月には日本代表として「パリ五輪」に出場。しかし実力を発揮できず、トータル17オーバー・54位に終わった。
日本とフィリピン両方の国籍を持っていたが、東京五輪直後に日本国籍を選択。それでも自身の中には常に「双方の国の人間である」というアイデンティティを持っている。師はジャンボ尾崎こと尾崎将司。得意なクラブはドライバーで、2020年の「デサントレディース東海クラシック」の2020年のドラコン大会では、アゲインストの中270ヤードを飛ばし優勝したこともある。ジュニア時代は、「下半身と背筋を強くしよう」と両足に各250グラムの重りを付けてトレーニングを行っていた。その後2キロの重りを付け、10キロのチョッキを着てから、散歩することも。(2024年10月10日現在)
優勝トーナメント
【2020年】
NEC軽井沢72ゴルフ
ニトリレディス
【2021年】
全米女子オープン(メジャー)※海外
【2024年】
全米女子オープン(メジャー)※海外
ツアー通算 | 国内:2勝、米国:2勝(メジャー2勝) |
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身長 | 166cm |
体重 | 63kg |
血液型 | B型 |
生年月日 | 2001年6月20日(23歳) |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都 |
出身校 | 代々木高校 |
ゴルフ歴 | 8歳〜 |
プロ転向 | 2020年1月1日LPGA入会(92期生) |
得意クラブ | ドライバー |
趣味 | 卓球 |