2018年もあとわずか。ゴルファーの皆さんに今年をさまざまな視点から振り返ってもらいました。今回は2018年の米国男子ツアーについて。皆さんの印象に残ったナンバーワンの出来事は？

今回のテーマは「今年一番印象に残った米国男子ツアーの出来事は？」
※アンケート回答期間
2018年12月13日〜20日。回答者242人

結果は以下のようになりました。

1位…タイガー・ウッズの復活（171票）
2位…小平智の「RBCヘリテイジ」優勝（25票）
3位…全米オープンで起こった“ミケルソン問題”（17票）

トップ3は以上のようになりました。

全体の70％の人が挙げたのが「タイガー・ウッズの復活」。2位以下に大きな差をつけて堂々のトップを飾りました。タイガーは今年、「全英オープン」、「全米プロゴルフ選手権」で復調の兆しを見せると、2018年最終戦の「ツアー選手権」で5年ぶりの復活優勝。トーナメント会場には多くのギャラリーが押し寄せ、タイガーの復活を祝福しました。また、SNS上でも世界中でスーパースターの復活に沸きましたよね。「どん底からの復帰劇がドラマチック」、「最終戦で有終の美を飾るところがまさにスーパースター」、「同年代なので勇気をもらった」など、たくさんの理由が聞かれました。

来年も81勝目を目指して、そしてぜひメジャー優勝も狙ってほしいですね！

1位に大差はつけられたものの、2位にランクインしたのは小平智の「RBCヘリテイジ」優勝。日本人として5人目の快挙となったうれしいニュースは、多くの人の印象に残ったようです。さらに、2017〜2018年シリーズでは日本人唯一の優勝。トッププロが集結するPGAツアーでの日本人の活躍は、多くのゴルフファンが感動した一つのようです。

3位には今年の全米オープン3日目に起こった、通称“ミケルソン問題”が入りました。13番パー4でフィル・ミケルソンがパットを打ち、カップ横をすり抜けたボールがまだ動いているのにもかかわらず、すかさず走り寄ってカップめがけて打った事件。多くの批判が世界中から集まったように、この出来事を選んだ人たちからは「一流プロとしてあるまじき行為」など批判的な意見が上がりました。一方で「トッププロをそこまで苦戦させるグリーンの難しさに驚愕（きょうがく）する」、「前代未聞の出来事で、怒りというより驚きのほうが大きかった」など、複雑な心境を語る人もいました。

トップ3以外には松山英樹の不調を心配する声や、ブルックス・ケプカのメジャー2勝による大活躍ぶりが挙がりました。

来シーズンも日本勢をはじめ、人気選手たちの活躍がたくさんあるといいですね！

では次回もお楽しみに〜。

Text by Maaya Yamada

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