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    2019年ゴルフ新ルールはここが変わった!〜パッティンググリーンではこのルールをおさえよう〜

    2019年ゴルフ新ルールはここが変わった!〜パッティンググリーンではこのルールをおさえよう〜

    配信日時:2019年2月14日 03時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    • リプレース後に動いてしまったボールは元の位置へリプレース(写真:GettyImages)
    • (写真:2019年ゴルフ規則より)
    この記事の写真 3 枚を見る
    ゴルフのルールは2019年から大幅に改定された。旗竿(はたざお)を立てたままグリーン上のボールをパッティングできるなど、パッティンググリーンでおさえるべき新ルールを紹介しよう。

    スパイクマークによる傷は無罰で直せるようになった

    旧ルールでは、グリーン上ではルースインペディメントであれば取り除けるが、それ以外は“あるがまま”の状態でプレーしなければならなかった。グリーンのプレー線上の損傷箇所があっても、それを直した場合は2罰打が科せられていた。

    新ルールでは、グリーンのプレーの線上の損傷箇所は無罰で直せる。ただしホールの摩耗や自然の凸凹・欠損は直せない(規則13.1c参照)。

    【主なものを別記】
    <直せる>
    ボールマーク、スパイクマークなどのシューズによる損傷、用具や旗竿や乗り物による擦り傷やくぼみ、古いホールの埋め跡、芝の張り替え跡、動物の足跡など


    <直せない>
    エアレーションの穴、散水、雨、その他の自然の力による損傷、雑草、地肌が露出した区域、病気または生長がまばらな区域、ホールの自然な摩耗

    ☆こんなときどうする?☆
    前の組や同伴者が旗竿を立てたままのカップインしたボールを取り出すときにできたホールのふちの凹凸や傷は直してもいいの?

    人や外的影響によって生じるあらゆる損傷は直せる。規則に「旗竿が原因となる擦り傷や窪み」は直せるパッティンググリーン上の損傷の例として記載があり、スパイクマークやボールマーク同様に無罰で修復ができる(規則13.1c参照)。

    リプレース後に自然に動いたりうっかり動かした場合は無罰で元の位置へ

    リプレース後に動いてしまったボールは元の位置へリプレース(写真:GettyImages)

    リプレース後に動いてしまったボールは元の位置へリプレース(写真:GettyImages)

    旧ルールでは、リプレース後にボール(ボールマーカーを含む)を動かした場合、1罰打が科せられていた。

    新ルールでは、リプレース後に自然に動いたりうっかり動かした場合は無罰で元の位置へリプレースすることができる。

    グリーン上でプレーヤーやそのキャディが、携帯品をうっかり落とすなどして偶然にボール(ボールマーカーを含む)を動かした場合、無罰で元の場所にリプレースとなる。

    また、風や水、傾斜など自然の力が動かしたボールは、ボールマーカーを置いてリプレースする前ならばボールが止まった位置からプレー、リプレース後ならば元の位置にリプレースし直してプレーとなる。

    つまりリプレース後に動いたボールは、原因が何であれ元の位置にリプレースということになる(規則13.1d参照)。

    ボールの転がりに影響しなければキャディがラインに直接触れても無罰

    旧ルールでは、ボールのライン線上に触れると2罰打が科せられていたが、ボールの転がりに影響しなければキャディがラインに直接触れても無罰。

    グリーン上にあるボールを打つ前、プレーヤーやそのキャディはプレーのラインを示すために手や足、持っている物でグリーン面に触れてもOKとなる。ただし当然ながら、そのときにストロークに影響を及ぼすような改善をしてはいけない。

    キャディがボールを勝手に拾っていい

    旧ルールでは、グリーン上の球をキャディがマークして拾い上げるとき、プレーヤーの承認が必要だった。

    新ルールでは、パッティンググリーン上の球をキャディがマークして拾い上げるときにプレーヤーの承認はいらなくなった。

    旗竿をホールに残したままストロークすることを決めてから打ったボールは、旗竿に当たっても無罰

    旧ルールでは、旗竿(はたざお)が立てられたままグリーン上のボールをパッティングして、ボールが旗竿に当たった場合は2罰打が科せられた。

    新ルールでは、プレーヤーが旗竿をホールに残したままストロークすることを決めてから打ったボールは、旗竿に当たっても無罰。

    サブグリーンからのプレーはスタンスがかかっても禁止

    (写真:2019年ゴルフ規則より)

    (写真:2019年ゴルフ規則より)

    目的外グリーンにボールがあるときだけではなく、スタンスや意図するスイングの区域が目的外グリーンにかかった場合でも、必ず無罰での救済を受けなければならない(規則13.1f参照)。

    【推奨プレー】「旗竿から遠い人から」にこだわらず、打つ準備が整った人から

    基本的には「旗竿から遠い人からプレーする」ことが望まれるが、旗竿から一番遠い人が救済を受けていたりして打つ準備が整っていない場合、準備ができている人が先に打つこともでき、それが推奨される(「レディーゴルフ」と呼ばれる)。

    その際は、打球事故が起こらないように安全を間違いなく確保できることが必須条件となり、複数のプレーヤーが利便性や時間節約のために同意していることなども欠かせない。

    つまり、レディーゴルフの場合、打つ前に同伴競技者にひと声掛けてOKをもらってから打つこと(規則5.6b参照)。

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    2019年ゴルフ新ルールはここが変わった!

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