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    【タイ編】ゴルフ場の飲食事情をのぞいてみました

    いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。

    配信日時:2019年9月18日 23時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    • 日本で見覚えのあるお菓子メーカーのロゴも
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    食事から見たプレーの流れ

    タイ編1でも紹介しましたが、タイのゴルフは18ホールスループレーです。ハーフが終わった後の食事休憩はありません。カート利用で空いている場合は4時間以内に回れてしまうため、1日2ラウンドも容易です。

    そんなときに便利なのがコース売店(キオスク)です。プレー中は2〜3ホールごとに立ち寄り、プレー終了後にクラブハウスのレストランでゆっくり食事、車中で昼寝しながら帰路につくのが一般的となっています。

    これまでのアジアゴルフ紀行はこちら

    100バーツ札を多めに

    コース売店はスタートホール前の1番と10番、その後は2〜3ホールごとにあります。売られているのは各種飲み物、軽食、お菓子、ロストボールなど。一部の会員制コースを除くほとんどのゴルフ場で現金払いのみとなっていますから、100バーツ札を多めに用意しておいてください。

    クラブハウスのレストランは、5時ごろから利用可能。6時台の早朝でもスタート前に朝食がとれます。
    参考価格/アメリカンブレックファースト150〜200バーツ(525〜700円)
    中華粥(がゆ)100バーツ(350円)
    ※1バーツ=3・5円(2019年9月現在)

    コース売店は少し割り高になっていますが、クラブハウス併設のレストランはバンコク市内と同程度。また、タイ料理は外国人向けに味つけがアレンジされているため辛(から)さは抑えめと、バンコク市内より食べやすいと日本人ゴルファーからも評判です。ラウンド後のクラブハウスで、タイ料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

    そのほかクラブハウスからコースに出たところに、立ち食いそばの屋台のような軽食を用意しているコースもあります。タイラーメン、中華粥、炊き込みご飯、サンドイッチなどがあり、指差しで注文できるため言葉は心配はありません。

    コース売店での過ごし方

    日本で見覚えのあるお菓子メーカーのロゴも

    日本で見覚えのあるお菓子メーカーのロゴも

    のんびりとゴルフをするタイでは、トイレに寄ることも含めてコース売店で前の組の様子を見ながら10分ほど休憩します。もちろん寄らなくて構いませんし、前の組がのんびりくつろいでいる場合は抜かして先にプレーすることもできます。その際は、キャディさんに声をかけてもらいましょう。

    前の組が譲ってくれるように、自分たちの体調が悪い、疲れてしまったと感じたら、後続の組に先をゆずって休みましょう。暑いタイでのゴルフはマイペースが大事。罰則や追加料金は不要ですから、自分のペースでゴルフを楽しみましょう。

    相場の参考までに、参考価格をまとめます。外国人料金、ボッタクリはありません!
    ・ミネラルウォーター500ml 20〜40バーツ(70〜140円)
    ・コーラ350ml 35〜50バーツ(123〜175円)
    ・ビール350ml/ハイボール250ml 70〜120バーツ(245〜420円)
    ・スポーツドリンク500ml 35〜70バーツ(123〜245円)
    ※ポカリスェットが置いてあることも。
    ・コーヒー 35〜50バーツ(123〜175円)
    ・サンドイッチ 35〜100バーツ(123〜350円)
    ・ゆで卵/バナナ 10〜15バーツ(35〜53円)
    ・中華まん 20〜40バーツ(70〜140円)
    ・カップラーメン 30〜50バーツ(105〜175円)
    ・アイス 30〜50バーツ(105〜175円)
    ・ロストボール6球 100〜200バーツ(350〜700円)
    ※ボールの種類と状態によります。

    アイスなど日本でなじみの商品が置いてあることもあり、見つけた際はちょっとうれしくなります。ちなみに、ガリガリ君を見かけたことがあります!

    タイは世界で最も氷を使う国!?

    あくまで個人的な見解ですが、世界で最も氷を使う国と思うくらい、タイではいたるところで氷を利用しています。もちろんコース売店にも氷が用意されており、無料でもらえます。氷嚢(ひょうのう)に入れたり、飲み物に使うなど有効活用してください。原則チップは不要です。しかし、対応が良ければ20〜50バーツ(70〜175円)程度を渡しましょう。

    日本人在住者の中には、朝からビールを飲みつつプレーを楽しむ人も少なくありません。アルコールを取る際に気を付けたいのは熱中症ですが、常夏のタイでは、熱中症予防も兼ねてビールに氷をいれて飲むのが一般的。食事には合わないかもしれませんが、ゴルフ中はこれが最高です。ちょっと水っぽいビールの味をお試しあれ!

    タイではアルコールの販売時間に規制があり、毎日11〜14時、17〜24時のみ販売が許可されています。年に数回ある仏教に関する日は終日販売禁止ですが、ゴルフ場は閉ざされたプライベート空間という捉え方をされており、営業時間中は購入可能です。

    キャディとの仲を近づけるために

    キャディは自分で飲み物を用意していますが、日本でもするように最低一回は好きな飲み物をごちそうするのが一般的となっています。

    従業員としてではなく、同伴者と考え一緒にゴルフを楽しんでみてください。ただ、冗談を言って笑う関係でも、キャディは勤務中。アルコールの無理強いはいけません!
    今回は、飲食にまつわるタイのゴルフ事情をお伝えしました。南国らしいお国柄も感じていただけたでしょうか。
    それでは次回もお楽しみに!


    編集協力 週刊WISE
    連載

    アジアゴルフ紀行

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