【新ルール調査】バンカーのボールは2罰打で外に出す? 出さない?
【新ルール調査】バンカーのボールは2罰打で外に出す? 出さない?
配信日時:2019年10月3日 03時00分
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2019年の新ルールにより、バンカーのボールはバンカー外に2罰打で出すことが可能になりました。バンカーに入ったボールの対処法について聞いてみたところ、あるがままに打つ人が90%超え。新ルールから施行されたにもかかわらず、バンカー外に出す人はわずか5%という結果でした。
新ルールからできる2罰打でバンカー外に出す人はわずか5%
今回のテーマは「バンカーのボールは2罰打で外に出す? 出さない?」
※アンケート回答期間
8月19日〜8月26日。回答者694人、コメント数82件。
結果は以下のようになりました。
バンカーのボールは2罰打で外に出す? 出さない?
あるがままに打つ…92%
バンカー外の打ちやすい場所にドロップする…5%
元の場所に戻って打つ…1%
バンカー内で打ちやすい場所にドロップする…1%
⇒詳しいアンケート結果はこちらから
今年の1月に大幅な改定がされたゴルフの新ルール。前回は旗竿(はたざお)を立てたままパッティングをする人の割合を調査しました。今回は新ルール調査第2弾、バンカーに入ったボールの対処法について聞いてみました。
旧ルールでは、バンカーのボールを1罰打でアンプレヤブルとして処置する場合、元の場所に戻る、もしくはバンカー内での対応に限られていました。新ルールでは2罰打となりますが、ホールとボールを結んだ延長戦上のバンカー外で、1クラブレングス以内にドロップすることができるようになりました(規則19.3b参照)。
⇒イラストで分かりやすい! バンカーに入ったときのアンプレヤブルの処置方法はこちら
もちろんアンプレヤブルの処置をとらず、あるがままにボールを打つこともできます。選択肢が増えたバンカーでの対応を調査しました。
結果は、あるがままにバンカーから打つ人が90%超え。アンプレヤブルの処置をとる人は7%にとどまりました。あるがままに打つ派の人から上がった意見は主に二つ。一つは「あるがままに打つのがゴルフ本来の楽しみ方だと思うから」。バンカーにボールが入り、そこから脱出させるのもゴルフの楽しみの一つなので、最初からアンプレヤブルの処置をとるのは違うと考えている人が多いようです。
二つ目は「バンカーショットが苦手ではないから」。アンプレヤブルの処置の場合はバンカー内で1罰打、外では2罰打となります。「ごく普通のバンカーであれば1回で出せる。罰打を払うのはもったいないし、練習になるからあるがままに打つ」という声が多く上がりました。ほかにもずっと処置をとっていたらスコアアップにはつながらないという意見も。挑戦して苦手意識を克服しなければ上達はできませんよね。
アンプレヤブルの処置をとる人たちから聞かれたのは、「前提として1回で脱出させるのが難しそうな場合のみ処置をとる」。アゴが高い、壁に刺さっているなど難易度が高いときのみ使う人が大半でした。一方で初心者やバンカーが苦手な人からは、「同伴者や後続の組に迷惑をかけないように、最初から2罰打で外に出しているので新ルールは助かっている」という意見もちらほら。アンプレヤブルの処置の中では、2罰打でバンカー外に出す人が最も多い割合となりました。
新ルールによって選択が広がり、状況や自分のスキルに合わせてより適切な対応をとることができるようになった、といえそうです。
※アンケート回答期間
8月19日〜8月26日。回答者694人、コメント数82件。
結果は以下のようになりました。
バンカーのボールは2罰打で外に出す? 出さない?
あるがままに打つ…92%
バンカー外の打ちやすい場所にドロップする…5%
元の場所に戻って打つ…1%
バンカー内で打ちやすい場所にドロップする…1%
⇒詳しいアンケート結果はこちらから
今年の1月に大幅な改定がされたゴルフの新ルール。前回は旗竿(はたざお)を立てたままパッティングをする人の割合を調査しました。今回は新ルール調査第2弾、バンカーに入ったボールの対処法について聞いてみました。
旧ルールでは、バンカーのボールを1罰打でアンプレヤブルとして処置する場合、元の場所に戻る、もしくはバンカー内での対応に限られていました。新ルールでは2罰打となりますが、ホールとボールを結んだ延長戦上のバンカー外で、1クラブレングス以内にドロップすることができるようになりました(規則19.3b参照)。
⇒イラストで分かりやすい! バンカーに入ったときのアンプレヤブルの処置方法はこちら
もちろんアンプレヤブルの処置をとらず、あるがままにボールを打つこともできます。選択肢が増えたバンカーでの対応を調査しました。
結果は、あるがままにバンカーから打つ人が90%超え。アンプレヤブルの処置をとる人は7%にとどまりました。あるがままに打つ派の人から上がった意見は主に二つ。一つは「あるがままに打つのがゴルフ本来の楽しみ方だと思うから」。バンカーにボールが入り、そこから脱出させるのもゴルフの楽しみの一つなので、最初からアンプレヤブルの処置をとるのは違うと考えている人が多いようです。
二つ目は「バンカーショットが苦手ではないから」。アンプレヤブルの処置の場合はバンカー内で1罰打、外では2罰打となります。「ごく普通のバンカーであれば1回で出せる。罰打を払うのはもったいないし、練習になるからあるがままに打つ」という声が多く上がりました。ほかにもずっと処置をとっていたらスコアアップにはつながらないという意見も。挑戦して苦手意識を克服しなければ上達はできませんよね。
アンプレヤブルの処置をとる人たちから聞かれたのは、「前提として1回で脱出させるのが難しそうな場合のみ処置をとる」。アゴが高い、壁に刺さっているなど難易度が高いときのみ使う人が大半でした。一方で初心者やバンカーが苦手な人からは、「同伴者や後続の組に迷惑をかけないように、最初から2罰打で外に出しているので新ルールは助かっている」という意見もちらほら。アンプレヤブルの処置の中では、2罰打でバンカー外に出す人が最も多い割合となりました。
新ルールによって選択が広がり、状況や自分のスキルに合わせてより適切な対応をとることができるようになった、といえそうです。