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    距離感・方向性が劇的にアップ!?堀琴音がクローグリップを選んだ理由とは?【動画リンク有】

    深堀圭一郎がトッププロをゲストに招き、その素顔とテクニックに迫るトーク&レッスン番組『トッププロレッスン K's STUDIO』。今回のゲストはツアー通算2勝の堀琴音。パッティングはクローグリップを採用する堀琴音。プロゴルファーの中でも少数派のクローグリップを選んだ理由やメリットを聞きました。そして後半のレッスンコーナーでは実践を交えながら打ち方・アドレス・練習法などたっぷり教えてくれています。

    所属 ALBA TV
    アルバティービー / ALBA TV

    配信日時:2023年4月20日 03時16分

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    • 堀琴音
    目次 / index
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    本記事のレッスン動画はこちら

    クローグリップ

    深堀圭一郎(以下:深堀
    現時点ではクローグリップで指は3本くらいですかね。

    琴音(以下:堀)
    ほぼほぼ3本です。

    深堀:
    その日の感覚や、グリーンのスピードによって状況が変わると思いますが、打ってもらってもよろしいでしょうか。

    堀:
    私の場合は、打ち方よりラインのイメージが大事です。肩の力みがあると肩が上がってしまうため、肩を下に落とすイメージで構えるようにしています。ボールとの距離が緊張すると近くなるため、ボールと距離をしっかり取るように意識しています。左太ももに左手を合わせて、ボールとの距離を確かめて構えてから打っています。

    クローグリップにする一番のメリット

    堀:
    私の場合は引っかけが強くなったので、手の力の左右差があって右手の方が強く、それをなくすためにクローグリップにしました。

    深堀:
    いろいろなお話を聞いていて感じることなのですが、どちらかと言うと感覚を重要視する感じですか。

    堀:
    パターが1番、個人の感覚がすごく強いです。パターの打ち方も棒立ちで独特なのですが、アドレスは手がどうしたらスムーズに動くかを考えています。その結果、棒立ちのアドレスになりました。ストロークは動きよりも、ラインをイメージする方が強いです。

    深堀:
    しっかりラインを読んで、こういう風にボールが転がるっていうことを頭に描いてからアドレスに入り、そのイメージにどうやったら振れるかってことですか。

    堀:
    はい、そうです。

    深堀:
    見てそれに対して、どう振るかってなるわけだから、イメージを大切に持つことが大事ですね。ラインが読める読めないということは状況によってありますけど、自分はこういうラインだな、こういうパットだなってイメージしたものを再現して繰り返すのが大事ですね。

    パッティングで気をつけていること

    深堀:
    パッティングはショート、ミドル、ロングパットとありますが、ロングパットで特に気をつけていることはありますか。

    堀:
    ロングパットはラインも大事ですが、距離感が大事です。
    距離感は難しいと思いますが、朝一番にちょっと長めの下りのパットを練習します。転がりがいいようにと、下りの方がその日タッチを出しやすいです。去年から下りのパットばかりを練習するようになってから、2回優勝することができたので、この練習はキーポイントかなと思います。

    特に5mから10mの下りのパットをラインはなんでもいいので練習するようにしています。

    深堀:
    僕も朝一はパッティングの練習をしています。僕の場合は雰囲気です。僕の場合はカップがなくても良いのでターゲットを決めて、どれくらい転がるかを確認しています。
    ターゲットに対して、練習していくうちに、狭いエリアに打てるようにしていきます。重たいグリーンを打つのが苦手なので、スーッと転がるのがいいんですよね。

    打つ動作の時に、自分がこれで届くと思って行かなかったものをアジャストする難しさはかなり高いと思います。グリーンのスピードが速い方が好きですよね。

    堀:
    はい、好きです。

    深堀:
    速いグリーンを上手く処理することができるのは能力が高いですからね。ちょっと打っただけでけっこう行ってしまいますからね。
    クローグリップにしているということは面を大事にして良いストロークをしていますね。

    ショートパットで気をつけていること

    深堀:
    ショートパットで気をつけていることはありますか。例えばフックラインを打ちます。スライスラインを打ちます。とかありますか。

    堀:
    ショートパットも下りを練習します。タッチももちろん意識しますが、ショートパットの下りはしっかり芯に当てないとラインに乗らないし、ブレちゃうのがすごくわかります。そのため、ショートパットを練習して、ミスヒットがないようにしています。

    詳細は動画をご覧ください。

    深堀圭一郎(ふかぼり・けいいちろう)/プロフィール。1968年10月9日生まれ。東京都出身。1992年のプロ転向。2000年、01年の「住建産業オープン広島」では、続けてジャンボこと尾崎将司に競り勝った。03年の「日本オープン」では、最終日に5打差を逆転して優勝し、自身初の日本タイトルを獲得。05年にはシーズン2勝を挙げて、賞金ランキングは自身最上位の3位に入った。09年後半には、左足裏の痛みが悪化してツアーを離脱し、11年には手術を行った。
    2007年、2010年には選手会長に就任した。現在はシニアツアーに参戦中。

    堀琴音(ほり・ことね)/プロフィール。1996年3月3日生まれ。徳島県出身。7歳からゴルフを始め2014年にプロテスト合格。同年のステップアップツアー京都レディースオープンで優勝。翌年にはシード権を獲得するなどデビューから順調なスタートを切る。その後、飛距離を目指したスイング改造などの影響で2018年以降低迷してしまうが、2021年ニッポンハムレディスクラシックで念願のツアー初優勝。2022年にはTポイント×ENEOSゴルフトーナメントで2勝目を挙げた。

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