【上体の姿勢】

診断6：椅子から立ち上がるときのあなたのクセは？
あなたに合う前傾は浅め？深め？

平尾：アドレス時の前傾角もプロによってさまざまな意見がありますが、椅子から立ち上がるときのクセで、あなたに合った前傾角が分かります。

2人で診断できるなら、骨盤を前傾してからヒザを緩めたときと、直立の状態からヒザだけ緩めたときとで、力の入り具合を比べてみましょう！

【診断結果】
Aの人は骨盤を前傾してから膝を曲げて「深め」にアドレス
Bの人は直立から膝を少し曲げて「浅め」にアドレス

平尾：体の専門用語では骨盤のバックポジション、フロントポジションという表現をします。分かりやすく説明すると尾てい骨（仙骨）を後ろに出した姿勢（バックポジション）で力が入るのか、直立した姿勢（フロントポジション）に近い姿勢で力が入るのかによって、あなたに合ったアドレスの前傾角が分かるということです。

川崎：棒立ちに近いアドレスは体がフワフワするんですよね。私は骨盤を前傾させてからアドレスした方が力が入るAタイプなので、感覚的にはお尻をグイっと上げてアドレスしないとしっくりこないんです。次はあなたに合った背筋の張り具合を診断！