ツアープロが断言! 「スクエアなまま動かすスイングには、“コマネチ”の動きが大事です」
国内男子ツアーで活躍する吉田泰基は、フェースターンはさせずにフェースを真っすぐにしたまま振る方が、飛距離と方向性を両立できると話す。そのためにはダウンスイングからインパクトゾーンまで右ヒジを曲げたままに打つことが重要とも語る。右ヒジを曲げておくには、体の回転が必要不可欠。吉田は「コマネチ」のポーズに体を回転させるヒントがあると話す。
配信日時:2024年9月24日 23時15分
国内男子ツアーで活躍する吉田泰基は、フェースターンはさせずにフェースを真っすぐにしたまま振る方が、飛距離と方向性を両立できると話す。そのためにはダウンスイングからインパクトゾーンまで右ヒジを曲げたままに打つことが重要とも語る。右ヒジを曲げておくには、体の回転が必要不可欠。吉田は「コマネチ」のポーズに体を回転させるヒントがあると話す。
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インパクトゾーンでフェースを真っすぐ動かすには、右ヒジを曲げたまま振ることが大切になります。右ヒジを伸ばすと体が伸び上がって打点が安定しません。
右ヒジを曲げたままクラブを下ろすには、体の回転が大切。体が回らないと、腕が伸びて打点が安定しません。左右の股関節をキュッと締めるように動かせば体をスムーズに回せます。
始動から右股関節を締めて、手元が“8時の位置”で下半身の回転を終わらせ、上体だけをねじると捻転したトップが作れます。このとき、無理に手元を高く上げないことが重要です。右足一本だけで立つ素振りをして、グラつかずに立っていられる位置まで上げるようにしましょう。トップができたら左の股関節を締め始めます。そうすると自然に腰が左へ回転し始めて、上体が回るので、右ヒジを曲げたままインパクトできます。
練習では、クラブなしで素振りをしてみましょう。トップまでに右手を、切り返し後に左手をコマネチのポーズのように股関節に当てて、小指が軽く挟まれば股関節を締められている証拠です。また、両ワキにタオルを挟んでスイングする練習もおすすめです。腕を振るのではなく、股関節を締めて体が回転することでスイングする感覚を身に付けられます。ぜひ試してみてくださいね!
■吉田泰基
よしだ・たいき/1998年生まれ、兵庫県出身。8歳のときに坂田塾でゴルフをスタート。日大ゴルフ部時代の2019年に関西アマで優勝し、同年プロ転向。昨年は2度の最終日最終組を経験するなど、初優勝が期待される選手のひとり。東広野ゴルフ倶楽部所属
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