森田理香子は“歩きの延長”で「下半身を使って打つ」イメージを養っていた!
飛ばない一般ゴルファーは足が止まって『手打ち』になる人が多い。どうしたら下半身を使って飛ばせるのか、森田理香子に聞いてみた。
配信日時:2024年7月30日 05時32分
休養前は平均250ヤードだったドライバーの飛距離を、10ヤード伸ばしてトーナメントの舞台に帰ってきた森田理香子。そのスイングを見てみると、フットワークを使ってクラブヘッドを効率的に走らせている。それに対して、飛ばない一般ゴルファーは足が止まって『手打ち』になる人が多い。どうしたら下半身を使って飛ばせるのか、本人に聞いてみた。
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飛距離で一番大切なのは、筋肉量が多い下半身を使うこと。「飛ばない」というアマチュアのスイングを見ると下半身が使えず、両腕の力で打ちにいくケースが多いですね。そういった人にオススメしたいのは、歩き素振りです。
まずは両足を踏み込むようにして両手を振って足踏みをしましょう。その後、徐々に両手を左右に振りながら、足の動きを止めずにその場でシャドースイングをしてみてください。ポイントは、トップで左足を浮かせて右足にしっかり乗ることと、フォローでは右足を浮かせて左足に乗る。この動きを「イチ、ニ」とリズムを刻みながらやってみましょう。足で踏み込む動きに連動させて両手を振ることが大切です。
実際にスイングする際は、腰の動きを意識しましょう。腰を回そうとすると左右にスエーしやすくなります。地面にパンチするように腰を上下に動かすと、軸を保って両足を踏み込めます。このように、両足の幅の中でスイングすると、下半身のパワーをしっかりボールに伝えられますよ。
■森田理香子
もりた・りかこ/1990年生まれ、京都府出身。2010年に圧倒的な飛距離を武器に、ツアー初優勝。13年には年間4勝を挙げて賞金女王に輝いた。18年にツアー休養を発表し、今季6年ぶりに復帰を果たした。
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