【渋野日向子先生】右ワキ腹をギュッと押し込んで回ると飛ぶ!【教えて!女子プロ先生】
飛距離を出すには下半身リードが重要! そう思って一生懸命体を回しているのに、前傾が伸びたりして力が逃げてしまう。渋野日向子先生に聞いてみると、「腰ではなく右ワキ腹の使い方を意識してみましょう」と教えてくれた。
配信日時:2020年2月10日 11時00分
■左ワキ腹を動かさないように右ワキ腹を押し込む
ここ一番飛ばしたいときに、左腰を切ろうとしたり、体を速く回そうとする人は多いですよね。でもそれだと前傾が起き上がったり、上体が開いてボールがつかまらず飛距離も伸びません。
大切なのは、前傾姿勢やスイング軸をキープしたまま下半身を動かすこと。そのために、私は右ワキ腹を意識しています。バックスイングではしっかりお腹を右に回し、ダウンスイングは右ワキ腹を押し込むように回していきます。このとき、左のワキ腹は動かさないように注意してください。すると、体が伸び上がったり開いたりせず、スイングのパワーをしっかりボールに伝えることができます。
大切なのは、前傾姿勢やスイング軸をキープしたまま下半身を動かすこと。そのために、私は右ワキ腹を意識しています。バックスイングではしっかりお腹を右に回し、ダウンスイングは右ワキ腹を押し込むように回していきます。このとき、左のワキ腹は動かさないように注意してください。すると、体が伸び上がったり開いたりせず、スイングのパワーをしっかりボールに伝えることができます。
■左足拇指球で踏ん張るとビハインド・ザ・ボールで打てる
右ワキ腹でボールを押し込むときの注意点は、切り返しで左にスエーしないことです。体が左に流れてしまうと、ヘッドが上から入って飛びません。ポイントは左足の拇指球の踏ん張りです。ダウンスイング以降、左サイドのカベが生まれて頭が動かなくなり、ビハインド・ザ・ボールの形でインパクトできます。どうしても左にスエーしてしまう人は、アドレスでクローズドスタンスに構えると、左のカベを作りやすくなりますよ。
■ドライバーの両端を持って回ると右ワキ腹を意識できる
ドライバーを横にして両端を持ち、シャドースイングしてみましょう。クラブを振らずに体の回転だけを考えると、右ワキ腹を意識しやすくなります。前傾を起こさずに回る動きを体感してから、ボールを打ってみてください。
(この記事は2019年7月10日発売のALBA776号、2019年7月24日発売の777号に掲載されました)
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(この記事は2019年7月10日発売のALBA776号、2019年7月24日発売の777号に掲載されました)
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