【葭葉ルミ先生】飛ばしたいならダウンスイングでクラブを立てよう【教えて!女子プロ先生】
女子ツアーのドライビングディスタンスで、2017、2018年は2年連続で1位、2019年は2位を獲得している飛ばし屋の葭葉ルミ先生。羨ましいことに彼女の平均飛距離は250ヤードを超える。飛距離アップのためのアドバイスは、「ダウンスイングでクラブを立てて下ろす」ことだ。そのコツを教えてもらおう。
配信日時:2020年3月2日 12時00分
■ダウンスイングでクラブが寝すぎると振り遅れる
飛距離不足で悩んでいるゴルファーの多くは、振り遅れて薄い当たりになっているんです。それはダウンスイングでクラブが寝すぎてしまうのが原因です。振り遅れを防ぐには、ダウンスイングで「右手が上、左手が下」の位置関係をキープしたまま、クラブを立てて下ろすことがポイントです。
■右手の親指が空を指した状態でクラブを下ろす
私の場合は、右手の親指を意識して振り遅れないようにしています。右手の親指が空を指している状態でダウンスイングしてみてください。すると、「右手が上、左手が下」の位置関係になるので、クラブを立てて下ろすことができます。また、ダウンスイングの早い段階で体が開くと、クラブが寝やすくなるので要注意。左目でボールを見続けることで、体の開きが抑えられ、厚いインパクトができるようになりますよ。
■実球の2個分手前に打ち込むとボールが上がる
飛距離アップを目指すなら、ドライバーも打ち込む意識を持つことが大切です。私は実球よりも2個分手前に仮想球をイメージし、そこに目がけて打ち込むようにしています。つまり、実球の手前にスイングの最下点を設定するのです。ヘッドは最下点を過ぎると自然にアッパー軌道になり、フェースがターンします。2個分手前に打ち込むことで球がつかまり、打ち出しを高くできるのです。
(この記事は2019年5月9日発売のALBA772号、2019年5月23日発売の773号に掲載されました)
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(この記事は2019年5月9日発売のALBA772号、2019年5月23日発売の773号に掲載されました)
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