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【100切り】グラつく足場でシャドーをするとボールがつかまる!

【100切り】グラつく足場でシャドーをするとボールがつかまる!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つと、それだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れる。インパクトで前傾が起きてボールがつかまらない人に最適なシャドースイングがあった!

配信日時:2020年5月25日 03時00分

グラつく細い足場の上でシャドースイングすると、動きすぎることがないので、前傾をキープできる
グラつく細い足場の上でシャドースイングすると、動きすぎることがないので、前傾をキープできる

前傾が崩れる人は自由に動きすぎている

プロがちょっと球のつかまりが悪いなと感じたときにまず注意するのは前傾角度なんです。フェースの開閉をどうこう考える前に、前傾角度が崩れないように我慢すれば球はつかまります。我慢できずに伸び上がると、フェースが開いてしまうのです。

球を上げようとして胸が開いたり、飛ばそうとして右足の蹴りが強くなると前傾は起きます。だから、ダウンスイングでは体をボールに向かって抑え込むような動きが必要です。かといって、100切りを目指すゴルファーが、前傾角度をキープしようと意識するだけで、動きを変えるのはかなり難しい。

そこでオススメなのが、グラつく細い足場の上でのシャドースイングする練習です。カカト体重になると落ちてしまうような不安定な場所でクラブを持たずにスイングすると、バランスが崩れないように動こうとするので、前傾角度がキープできるんです。その感覚でクラブを持ってボールを打つとボールがつかまりますよ。
インパクトで伸び上がって前傾が崩れるとフェースは開く。不安定な足場なら伸び上がる動きを矯正できる

インパクトで伸び上がって前傾が崩れるとフェースは開く。不安定な足場なら伸び上がる動きを矯正できる

(この記事は2016年9月21日発売のALBA709号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
河野一哉
かわの・いちや/75年生まれ。北海道出身で北海道開催のレギュラーツアー、「全日空オープン」、「サン・クロレラクラシック」、「セガサミーカップ」に出場経験がある。PGAティーチングB級とPGAプロ資格を持ち、札幌市の完全会員制のゴルフスタジオ、NBプライベートゴルフクリニックでレッスンを行っている。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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