山路晶の笑い飛ばそう!!【飛ばしのストレッチ】本番前のルーティン「ワキ腹を伸ばせば“前傾キープ”できます」
打つとき以外は笑っている? キャリー250ヤードの山路晶の飛ばしテクニックを紹介。
配信日時:2020年6月26日 03時00分
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【第4回:飛ばしのストレッチ】本番前のルーティン「ワキ腹を伸ばせば“前傾キープ”できます」
黄金世代No.1の飛ばし屋、いやもしかすると、穴井詩や葭葉ルミ以上の日本女子ツアーNo.1の飛ばし屋かもしれない山路晶。昨年のドライビングディスタンスは250.85ヤードで6位だが、「シーズン中の調子が良いときは、250ヤードのバンカーは越えていたかな」と飛ばしのポテンシャルは計り知れない。そんな山路の飛ばしテクニックを7回に分けてドドーンと公開! 今回は飛距離アップするために、特に重要なストレッチを教えてもらおう。
取材協力/船橋カントリー倶楽部 撮影/岩本芳弘
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取材協力/船橋カントリー倶楽部 撮影/岩本芳弘
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肩甲骨と股関節のストレッチで、トップがしっかり入る
私の癖はボールを打つ前に、片方の手の甲をワキ腹に当てて、そのヒジを体の正面に寄せて肩甲骨をストレッチすること。これは無意識にやっていますね。それと、コースでは片方の脚をもう片方の太モモの上に乗せて腰を落とすストレッチも。これをやると、股関節とお尻の筋肉、モモ裏の筋肉が伸びます。
肩甲骨周りと股関節周りをしっかりほぐすことによって、トップで深く捻転できるんです。トップが浅いと飛距離が出ないばかりか、スイングが早くなって体が開き、スライスが出やすくなります。ラウンド中にもオススメですし、特に朝は体が硬いので、出だしでつまづかないために、入念に肩甲骨と股関節をストレッチしておきましょう。
肩甲骨周りと股関節周りをしっかりほぐすことによって、トップで深く捻転できるんです。トップが浅いと飛距離が出ないばかりか、スイングが早くなって体が開き、スライスが出やすくなります。ラウンド中にもオススメですし、特に朝は体が硬いので、出だしでつまづかないために、入念に肩甲骨と股関節をストレッチしておきましょう。
トップでは右ワキ腹、インパクトでは左ワキ腹が伸びる
もう1つ重要なのは、ワキ腹のストレッチです。ワキ腹の柔軟性は、スイング中に前傾をキープするために大切。スタンスを広げてクラブを頭の上で持ち、上体を左サイドに傾けてグーッと右ワキ腹を伸ばし、今度は上体を右サイドに傾けてグーッと左ワキ腹を伸ばしていきます。
右ワキ腹が伸びて左ワキ腹が縮んだ状態で、前傾して体を右に回すと、そのままトップの形になります。同じように左ワキ腹が伸びて右ワキ腹が縮んだ状態で体を左に回すと、インパクトの形に。この“側屈”の動きが硬いと、前傾を保てないし、ケガをしやすくなります。前傾をキープできれば、ミート率が上がってボールを強く押し込めるので、飛距離アップ間違いなしです。
右ワキ腹が伸びて左ワキ腹が縮んだ状態で、前傾して体を右に回すと、そのままトップの形になります。同じように左ワキ腹が伸びて右ワキ腹が縮んだ状態で体を左に回すと、インパクトの形に。この“側屈”の動きが硬いと、前傾を保てないし、ケガをしやすくなります。前傾をキープできれば、ミート率が上がってボールを強く押し込めるので、飛距離アップ間違いなしです。
■山路晶
やまじ・あきら/98年9月10日生まれ。静岡県生まれ宮城県育ち。身長166センチ。B型。今年度22歳になる“黄金世代”で、同い年の畑岡奈紗とは仲良し。和歌山県の記録を持っていた母親譲りの俊足で、ヘッドスピードは45m/s前後を記録する。飛距離を生かした攻めのゴルフと、打つとき以外は笑っている明るいキャラクターが魅力。森六グループ所属。山路晶の公式サイトはこちら
やまじ・あきら/98年9月10日生まれ。静岡県生まれ宮城県育ち。身長166センチ。B型。今年度22歳になる“黄金世代”で、同い年の畑岡奈紗とは仲良し。和歌山県の記録を持っていた母親譲りの俊足で、ヘッドスピードは45m/s前後を記録する。飛距離を生かした攻めのゴルフと、打つとき以外は笑っている明るいキャラクターが魅力。森六グループ所属。山路晶の公式サイトはこちら
連載
“世界レベルの長距離砲” 山路晶の笑い飛ばそう!! 〜目指せ!キャリー250ヤード〜