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【100切り】“寸止め”ドリルで、胸が開かないインパクト!

【100切り】“寸止め”ドリルで、胸が開かないインパクト!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。ここぞというときに右OBが出てしまう人は、“寸止め”ドリルを試してみよう。

配信日時:2020年8月31日 03時00分

全力で下ろしてきたヘッドを、インパクト直前で止めるドリルをやってみよう。胸が開いてしまうとヘッドを止めるのは難しい
全力で下ろしてきたヘッドを、インパクト直前で止めるドリルをやってみよう。胸が開いてしまうとヘッドを止めるのは難しい

全力で振り下ろしてきたヘッドを、当たる直前で止める

「飛ばしたい」、「強く叩きたい」と考えると、体を速く回そうとしがちです。すると、インパクトで胸が開いてスライスが出やすくなります。体だけ先行してヘッドが遅れてしまうわけです。そんな人に実践してもらいたいのが、インパクトの直前でヘッドを止める“寸止め”ドリルです。胸が開くと、思い切り振り下ろしてきたヘッドを止めることはできません。

この感覚を覚えたら、ハーフスイングから丁寧にインパクトしてみましょう。そこから徐々に振り幅を大きくしてフルスイングへ。ドライバーでつかまって方向性が安定するようになり、OBが激減しますよ。

目標の10ヤード右に打ち出すつもりなら、胸は開かない

クラブを肩に当てがうシャドースイングで胸の向きをチェック。バックスイングではしっかり肩を回し、ダウンスイングで左足に体重を乗せたときに、いきなり胸が開かないようにしよう

クラブを肩に当てがうシャドースイングで胸の向きをチェック。バックスイングではしっかり肩を回し、ダウンスイングで左足に体重を乗せたときに、いきなり胸が開かないようにしよう

また、ターゲットを意識しすぎると胸が早く開いてしまう傾向があるので、最初は目標の10ヤード右にボールを打ち出すつもりで、胸を閉じたままのインパクトを覚えましょう。さらに、クラブを肩にあてがい、腰だけを左に回すシャドースイングで、胸の向きを意識しやすくなります。寸止めドリルと一緒に行ってみてください。
ボールを10ヤード右に打ち出すイメージでクラブを下ろせれば、胸は開かない
上半身から切り返すと胸が開きやすくなる。切り返しの動き出しは下半身から。胸が開くとクラブが寝て手元が浮き、スライスが出やすくなる
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ボールを10ヤード右に打ち出すイメージでクラブを下ろせれば、胸は開かない
(この記事は2017年5月11日発売のALBA724号と、6月8日発売のALBA726号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
山本崇文
やまもと・たかふみ/78年生まれ。広島県出身。ミスター赤ヘル、山本浩二さんを父に持つ。強豪・日本大学ゴルフ部を経て、現在は東京都世田谷区の練習場、「オークラランドゴルフ」を中心にレッスンを行っている
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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