【ゴルフの100切り】“おでこ”をカベにつけて、つかまる『下半身リード』をマスターしよう!
100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。飛距離を出すためにも、真っすぐ飛ばすためにも覚えておきたい“下半身リード”。家でもできるドリルを大西翔太に紹介してもらおう。
配信日時:2021年2月15日 03時00分
バックスイングの捻転浅いと、下半身リードできない
下半身リードのメリットは2つあります。1つは上半身から動いて振り下ろさなくなるので、インパクトでフェースが閉じすぎないこと。左に飛びそうだと体が反応すると、フェースを開いてスライスします。
2つ目はダウンスイングで下半身が止まらないため、インパクトでつまって体が伸び上がらなくなること。すると手元が上がってこれもスライスの原因に。2つともボールをつかまえるために重要な要素です。
下半身リードで動くには、まずバックスイングで、できるだけ肩を回して右足に体重を乗せなくてはなりません。そうすると、上半身と下半身の捻転差が生まれて、下半身から切り返しやすくなるからです。
2つ目はダウンスイングで下半身が止まらないため、インパクトでつまって体が伸び上がらなくなること。すると手元が上がってこれもスライスの原因に。2つともボールをつかまえるために重要な要素です。
下半身リードで動くには、まずバックスイングで、できるだけ肩を回して右足に体重を乗せなくてはなりません。そうすると、上半身と下半身の捻転差が生まれて、下半身から切り返しやすくなるからです。
カベに”おでこ”をつけて、シャドースイングする
頭ではそう理解していても、ボールを打ちながらだとなかなかできません。そこでオススメしたいドリルが、“おでこ”をカベにつけてのシャドースイング。バックスイングで捻転差を作る意識を持ち、“おでこ”が離れないように動くと、自然に下半身リードになる。上半身から切り返すと、前傾角度が崩れて“おでこ”が離れてしまいます。この『おでこシャドー』で動きを覚えてボールを打てば、ボールがつかまります。
一本足打法で左足を踏み込んでから打つ
また、『一本足打法』でボールを打つのも下半身リードの練習になります。バックスイングで左足を上げて右足一本で立てば必ず右足体重のトップが作れますし、左足を踏み込んでから振れば、必然的に下半身リードに。家では『おでこシャドー』、練習場では『一本足打法』で下半身リードをマスターしましょう。
(この記事は2018年3月22日発売のALBA745号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
大西翔太
おおにし・しょうた/ 92年生まれ。千葉県出身。片山晋呉、宮本勝昌、星野陸也らを輩出した茨城県の名門、水城高校ゴルフ部で腕を磨いた。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にPGAティーチングプロ資格を取得し、ジュニア育成も行っている。19年に開設したYouTubeチャンネル、「TST GOLF CHANNEL」ではゴルフの“楽しさ”を発信。21年に伊藤有志との結婚を発表した大西葵の実兄でもある。
おおにし・しょうた/ 92年生まれ。千葉県出身。片山晋呉、宮本勝昌、星野陸也らを輩出した茨城県の名門、水城高校ゴルフ部で腕を磨いた。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にPGAティーチングプロ資格を取得し、ジュニア育成も行っている。19年に開設したYouTubeチャンネル、「TST GOLF CHANNEL」ではゴルフの“楽しさ”を発信。21年に伊藤有志との結婚を発表した大西葵の実兄でもある。
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