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    【ゴルフの80切り】ヒジ先の動きを制限する“クロスハンド”ドリルで、アイアンのピン筋ショットが増える!

    80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。アイアンもドライバーと同様に、インパクトゾーンを長くすることによってミート率がアップし、方向性も良くなる。ピン筋ショットを増やす最適ドリルとは?

    配信日時:2021年7月9日 03時00分

    • レッスン
    目次 / index
    • アイアンショットで方向性が悪いのは、手首をこねたり、左ヒジが引けたり、手元が動きすぎるのが原因
    • 通常のグリップでは左手は上、右手は上を握るが、クロスハンドドリルでは、右手は上、左手は下を握り、両手の間隔を少し離す
    • 最初は少し高めにティアップして、小さい振り幅で長いインパクトゾーンを作っていく
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    手首をコネるから、方向性が落ちる

    アイアンショットで方向性が悪いのは、手首をこねたり、左ヒジが引けたり、手元が動きすぎるのが原因

    アイアンショットで方向性が悪いのは、手首をこねたり、左ヒジが引けたり、手元が動きすぎるのが原因

    インパクト前後で手首をコネる人は、ヘッドが真っすぐ動くインパクトゾーンが短く、タイミングが少しでもズレると、球が左右に散ってしまいます。アイアンショットの方向性を上げるなら、左右の手の握りを上下反対にした「クロスハンドグリップ」にして、ボールを打ってみましょう。最初は高めのティアップで、腰の高さの振り幅から始めてください。

    クロスハンドで長いインパクトゾーンを作る

    通常のグリップでは左手は上、右手は上を握るが、クロスハンドドリルでは、右手は上、左手は下を握り、両手の間隔を少し離す

    通常のグリップでは左手は上、右手は上を握るが、クロスハンドドリルでは、右手は上、左手は下を握り、両手の間隔を少し離す

    クロスハンドグリップにすると、ヒジから指先までの動きが制限されますので、「手首をコネる」、「左ヒジが引ける」、といった症状が出ません。手とクラブの一体感が出ることに加え、左肩が低く動くので、長いインパクトゾーンを作り出せるのです。ショートアイアンで30〜50ヤードを真っすぐ打てるようになれば、ショットの精度が上がってきますよ。
    最初は少し高めにティアップして、小さい振り幅で長いインパクトゾーンを作っていく

    最初は少し高めにティアップして、小さい振り幅で長いインパクトゾーンを作っていく

    鹿島田 明宏
    かしまだ・あきひろ/65年生まれ。名門・日本大学ゴルフ部では主将を務め、92年にプロ入り。アイアンの名手・安田春雄を師と仰ぎ、90年代には国内男子ツアーに出場した経験もある。従来の常識にとらわれないレッスンが好評で、それぞれのゴルファーに合った自然でシンプルなスイングを提案している。

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