【ゴルフの90切り】クラブ2本持ちドリルで、“キュキュッ”と止まるスピンアプローチをマスター!
90を切るには、パーオンを逃したホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。アンジュレーションがきついグリーンでは、ボールを高く上げるよりも、低く出してスピンで止めたほうが寄るイメージが出る。プロのようなスピンアプローチを身に付ける練習法とは?
配信日時:2021年7月14日 03時00分
インサイド・アウト軌道で振る
低く打ち出し、キャリーしてから2、3バウンド目にキュキュッと止まるスピンアプローチは、ピンを直線的に狙えるので、グリーンの傾斜が大きいゴルフ場などで重宝するアプローチです。低く出しながらもスピンをかけるには、インサイド・アウトの軌道でクラブを上から入れ、しっかりとフェースをターンさせることが条件。アウトサイド・インのカット軌道だとボールが上がってしまい、十分なスピンはかかりません。
まずは、ボールを右足寄りに置き、インサイド・アウトで上から入れる体勢を整えます。あとはフェースターンを意識してスイングしますが、手首をこねるのはNG。腕のネジリと体の回転を使って強く返していきます。
まずは、ボールを右足寄りに置き、インサイド・アウトで上から入れる体勢を整えます。あとはフェースターンを意識してスイングしますが、手首をこねるのはNG。腕のネジリと体の回転を使って強く返していきます。
クラブを2本重ねて、体の回転で打っていく
フェースの上にボールが長く乗るようになるスピンアプローチの練習法を紹介しましょう。写真のようにクラブを2本重ねて持ち、グリップエンドを長くした状態で振ってみてください。手首をこねると、シャフトが体に当たって、上手く打つことができません。手首の形を崩さずに腕のネジリと体の回転で、フェースを強く返すと、ボールが低く出てスピンがかかります。これができるとグリーン周りが楽しくなりますよ。
(この記事は2018年4月26日発売のALBA747号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
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ジュン羽生
じゅん・はにゅう/84年生まれ。茨城県出身。片山晋呉や宮本勝昌を輩出した水城高校、日本大学というゴルフのエリートコースを歩み、09年からインストラクターの道へ。16年にはアプローチ専用のゴルフアカデミー「Jun Hanyu Golf Academy」を開校。「絶対にミスが出ないアプローチ」や、どんな芝にも対応出来る「芝ソムリエ」を教えている。
じゅん・はにゅう/84年生まれ。茨城県出身。片山晋呉や宮本勝昌を輩出した水城高校、日本大学というゴルフのエリートコースを歩み、09年からインストラクターの道へ。16年にはアプローチ専用のゴルフアカデミー「Jun Hanyu Golf Academy」を開校。「絶対にミスが出ないアプローチ」や、どんな芝にも対応出来る「芝ソムリエ」を教えている。
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