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    稲見萌寧のピンを狙う精度の高いアイアンショットは「踏み込みドリルでつくった」

    トーナメントで優勝する者には、光る技がある。他を抜きん出た技の秘密を本人が語った。

    配信日時:2022年2月15日 08時00分

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    • 稲見萌寧
    • アイアンレッスン
    2019年センチュリー21レディスで初優勝を遂げた稲見萌寧 最終日18番のセカンドショットは、9番アイアンで130ヤードを「入れにいった」と本人 ワンピンに寄せてバーディをとり、勝利に結びつけた(写真・佐々木啓)
    2019年センチュリー21レディスで初優勝を遂げた稲見萌寧 最終日18番のセカンドショットは、9番アイアンで130ヤードを「入れにいった」と本人 ワンピンに寄せてバーディをとり、勝利に結びつけた(写真・佐々木啓)
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    女子ツアーの2023年シーズンがまもなく開幕する。今シーズン、誰が活躍するのかを占うために過去の優勝者に焦点を当て、勝利を呼び込んだ技の秘密を紹介しよう。今回は稲見萌寧。

    2019年センチュリー21レディスで初優勝を遂げた稲見萌寧。18年にプロテストに合格し、19年は出場機会が限られた状況でシーズン11試合目で挙げた初勝利だった。稲見が見せる勝利をもぎ取るピンにビタッと寄せる正確なアイアンショットは、このときからだった。

    20-21年シーズンに見せた稲見の快進撃を支える精度の高いショットの秘密は、スイングの再現性。その再現性を高める秘密は「体重移動にある」と、初優勝当時に稲見自身が語っていた。振り返ってみよう。

    「スコアをつくるためには、スイングの再現性がとても重要だと考えています。スイングの再現性を高めるには、体の回転を伴ってしっかり体重移動をすることが大事。そしていつも同じリズムでそれを行えるかどうかです。私も調子が悪いときは下半身の動きが止まって、リズムを崩しています」と、稲見。

    下半身の動きが止まれば、手打ちを呼び込んで回転リズムは乱れる。稲見はこの悪いクセをどうやって矯正したのだろうか?

    「常に練習でやっているのが“踏み込みドリル”です。左カカトを上げてトップをつくり、上げたカカトを下ろして左に踏み込むことで体重を左サイドに乗せて振り下ろします。この体重を移動する勢いで自然に体が回転して、手の力を使わずにクラブを体で振れるようになるんです」

    「クラブを持たずにやるドリルもあります。振り上げたときに左カカトだけではなく、左足を大胆に上げてトップの姿勢をつくります。そしてドンと音がするくらい思い切り左足を下ろして踏み込み、下半身を回してみてください」

    しっかりと左サイドに踏み込んでクラブを振り下ろす。できているようで、これが意外にできていない。稲見がそうなのだから、われわれアマチュアにしたらなおさらだ。もちろん下半身から動き始めて、頭を残すことが大事。頭が一緒に左に突っ込んでしまったら、これもまた手を使って振り下ろすこととなる。

    「左に体重を移動しながら体を回して振り下ろす動きを覚えるとき、手元と体の距離を変えないように気をつけてください。リズムよく振れなくなるし、手元と体の距離が変われば手打ちになってしまいます。そして、どのタイミングで振り下ろせば再現性が高くなるのか、何をチェックするために素振りをやっているのかなどを考えて、ときにはゆっくり、ときには速く素振りをやってみると効果的です」

    当時から練習の虫と呼ばれていた稲見。こうした地味な練習を繰り返し行い、ショットの精度を高めていたのだ。当時、出場試合数が足りずランキングはされていなかったが稲見のパーオン率は79.6875パーセント、1位にランキングされていたイ・ミニョン(韓国)の76.0913パーセントを上回っていた。初勝利を挙げた稲見はその後もショットの精度を武器に安定した成績を残し、19年は賞金ランキング13位で終えた。
     
    そして20-21年シーズン、9勝を積み重ねて賞金女王に輝く。22年は2勝を積み重ね、メルセデスランキング3位。この圧倒的な強さは、“踏み込みドリル”でつくられたといっても過言ではないだろう。こうしたスイングのベースをつくることが、どれほど大切なのかを稲見は教えてくれている。

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    勝者に技アリ!

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