ゴルフスイング ボディーターンがドライバー振り遅れの原因【動画コラム29回目】
「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はドライバーショットの振り遅れについてお話します。
配信日時:2017年9月9日 08時00分
ダウンスイングの初期の段階で、ヘッドから降ろす
この振り遅れを解決する為には、どうすればいいのか?
それは、インパクトの状態から逆算して考えてあげればいいんです。
インパクト時に、フェースがスクエアになって、ヘッドが遅れない様にする為には、早い段階でヘッドを先行させ、フェースローテーションを早く行えばいいんです。
ダウンスイングの初期の段階で、ヘッドから降ろしてしまえば、必ずヘッドが先行します。そして、右手を使ってフェースをローテーションさせてしまえば、インパクト時にフェースが戻らずに、開いたままインパクトする事はありません。
では、どうすればダウンスイングの早い段階でヘッドを先行させる事が出来るのか?
次にヘッドを先行させる為のドリルをご紹介します。
それは、インパクトの状態から逆算して考えてあげればいいんです。
インパクト時に、フェースがスクエアになって、ヘッドが遅れない様にする為には、早い段階でヘッドを先行させ、フェースローテーションを早く行えばいいんです。
ダウンスイングの初期の段階で、ヘッドから降ろしてしまえば、必ずヘッドが先行します。そして、右手を使ってフェースをローテーションさせてしまえば、インパクト時にフェースが戻らずに、開いたままインパクトする事はありません。
では、どうすればダウンスイングの早い段階でヘッドを先行させる事が出来るのか?
次にヘッドを先行させる為のドリルをご紹介します。
体でスイングをリードする事が出来ないドリル
ヘッドを先行させて打つという事は、逆に言うと体を先行させないスイングです。
この動きを覚えて頂く為には、ドライバーで普通に構えた状態で、ボール位置を変えるだけで結構です。
通常、ドライバーは左足カカトの線上にボールをセットします。
しかし、このドリルでは、ボールを右足のつま先の線上にセットします。
普通にボディーターンをして打ってしまえば、いつもよりもフェースをスクエアに戻す時間が短いボール位置です。
このボール位置でしっかり打つ為には、ダウンスイングで手とクラブヘッドを同時に降ろす必要があります。
そして、ボール位置が右足のつま先の前にある訳ですから、もし体を先行させてしまうと、いつもの倍くらいヘッドが遅れてしまいます。
手元がボールに対して、前に出てしまうので、極端な振り遅れになってしまいます。
フェースの向きは、右斜め45度くらい開いた状態になるので、ドライバーでシャンクのような打球が出てしまいます。
この状態で真っ直ぐ前に飛ばす為には、ヘッドを早く解放してあげる事と同時に、体の回転を止めて打つ必要があります。
ここ数年、世界中のゴルフシーンで活躍している、韓国の女子プロ達は、インパクトまで体が開くことがありません。
これをアマチュアゴルファーが参考にする際は、体を止める意識で打って下さい。
ボールは、やや低めで真っ直ぐから軽いフックになればOKです。
右に飛び出したり、スライスしてしまう様では、体が回転してしまっています。
このドリルで数球打った後に、同じ感覚のまま、通常のドライバーのボール位置で打ってみて下さい。
力強いボールで絶対にスライスする事はありません。
是非、練習場で試してみて下さい。
この動きを覚えて頂く為には、ドライバーで普通に構えた状態で、ボール位置を変えるだけで結構です。
通常、ドライバーは左足カカトの線上にボールをセットします。
しかし、このドリルでは、ボールを右足のつま先の線上にセットします。
普通にボディーターンをして打ってしまえば、いつもよりもフェースをスクエアに戻す時間が短いボール位置です。
このボール位置でしっかり打つ為には、ダウンスイングで手とクラブヘッドを同時に降ろす必要があります。
そして、ボール位置が右足のつま先の前にある訳ですから、もし体を先行させてしまうと、いつもの倍くらいヘッドが遅れてしまいます。
手元がボールに対して、前に出てしまうので、極端な振り遅れになってしまいます。
フェースの向きは、右斜め45度くらい開いた状態になるので、ドライバーでシャンクのような打球が出てしまいます。
この状態で真っ直ぐ前に飛ばす為には、ヘッドを早く解放してあげる事と同時に、体の回転を止めて打つ必要があります。
ここ数年、世界中のゴルフシーンで活躍している、韓国の女子プロ達は、インパクトまで体が開くことがありません。
これをアマチュアゴルファーが参考にする際は、体を止める意識で打って下さい。
ボールは、やや低めで真っ直ぐから軽いフックになればOKです。
右に飛び出したり、スライスしてしまう様では、体が回転してしまっています。
このドリルで数球打った後に、同じ感覚のまま、通常のドライバーのボール位置で打ってみて下さい。
力強いボールで絶対にスライスする事はありません。
是非、練習場で試してみて下さい。
片山 晃氏のプロフィール
片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)
1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。
右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/
(アーリーバードゴルフクラブ)
1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。
右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/