【第29回】有村智恵のゴルフレッスン アイアンで球をつかまえるならフィンガーでグリップしよう
女子プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。アイアンの打ち方を教えます。担当はショットメーカーである、有村智恵が担当。
配信日時:2017年11月29日 05時24分
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スライスするなら、指で握るフィンガーグリップがオススメ
こんにちは。有村智恵です。今回はグリップについて話したいと思います。球がつかまらないという人は、手の平でクラブを握るパームグリップでスイングをしていないでしょうか。そうすると、左手首が固まってしまい、フェースターンがしにくく球がつかまりにくくなってしまいます。一方、クラブを指先で握る「フィンガーグリップ」は手首を自由に使えるので、インパクトゾーンで左フェースが戻せないという人にはオススメです。
スクエアグリップで握ると、ローテーションしやすい
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スクエアグリップの方が左手を返しやすいという
左手をフィンガーに握ると、フェースターンがしやすくなる分、手首の向きには注意が必要です。私はフィンガーで握った時は、スクエアグリップで握っています。スクエアグリップで握ると、左腕のアームローテーションを積極的に使えるので、フェースターンをしやすくなり、より球がつかまってくれるのです。フックグリップではそれ以上フェースの開閉ができなくなるので、注意が必要です。
左手の人差し指の第二関節から手のヒラ側にグリップを当てよう
グリップする時は左手を意識してグリップしましょう。左手の人差し指の第二関節から手のヒラ側にグリップを当てて、指で包み込むように握るとフィンガーグリップで握れます。なるべく左手の小指、薬指、中指でしっかり目に握るようにしましょう。インパクトで球に当たり負けせずにインパクトすることが可能となります。ぜひ一度試してみてください。
有村智恵のプロフィール
有村智恵
(日本HP)
1987年11月22日生まれ。熊本県熊本市出身。2006年にプロ入り。2008年に「プロミスレディス」で初優勝。その後、2009年に年間5勝を挙げて名実ともにトッププロの仲間入りを果たす。2013年に米ツアー参戦し、今季久しぶりの日本ツアーフル参戦に。ツアー通算13勝。
(日本HP)
1987年11月22日生まれ。熊本県熊本市出身。2006年にプロ入り。2008年に「プロミスレディス」で初優勝。その後、2009年に年間5勝を挙げて名実ともにトッププロの仲間入りを果たす。2013年に米ツアー参戦し、今季久しぶりの日本ツアーフル参戦に。ツアー通算13勝。