50・52・56・58度……アプローチで何度のウェッジを使う? 藤田寛之の答えは明快でした
上手い人ほど考え方はシンプルにして明快。ウェッジのロフトについて、藤田寛之はどう考える?
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2023年12月20日 11時13分
「よほどのケースでない限り、3本のウェッジのピッチ&ランで対応します」と藤田寛之。トッププロほどシンプルに戦略を立てるから、ミスショットが少なくなるのだ。詳しく教えてもらおう。
「ほとんどのアプローチはひとつの打ち方、ピッチ&ランで対応します。その中でもちょっとラン多め、ちょっとキャリー多め等のアレンジは50度、54度、58度の3本のウェッジを持ち替えることで打ち分けています。その方が動きがシンプルになり、正確性が高まるからです。
ポイントは、落とし所からカップまでのコロがりをイメージして、逆算して弾道を決めること。そうすると、打つべき球の強さや弾道の高さも想像しやすくなります。打つ前に右手の下手投げを繰り返して、距離感をイメージするようにしましょう」。
藤田寛之
ふじた・ひろゆき/ 1969年生まれ、福岡県出身。2012年に43歳で初の賞金王に輝く。今季日本シニアOPでシニア3勝目を挙げる。葛城ゴルフ倶楽部所属