「初優勝につながった」阿部未悠の“短い棒” 右ワキに挟んで下向きにダウンスイングできる?
今年4月にツアー初優勝を挙げた阿部未悠の鉄板ドリルとは?
配信日時:2024年10月8日 05時14分
今年4月の「富士フイルム・スタジオアリス」で悲願の初優勝を挙げた阿部未悠。正確なショットを武器とする阿部が「初優勝につながった」と語るのが、右ワキにツアースティックを挟んで振るドリル。右ワキだけでなく左ワキも締まって、手元が体の正面から外れなくなるという。
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ダウンスイングでクラブを正しい軌道に乗せるには、両腕の使い方がポイントになります。両ワキを締め、手元を体の正面にキープしたまま同調した状態を作ることで安定したショットを打てるのです。
正しい腕の使いを覚えるために私の初優勝につながった練習を紹介します。それは棒を右ワキに挟んで振ること。私はツアースティックを半分に切った長さの棒を使っています。このドリルでは右ワキが締まることはもちろん、切り返し以降は左腕の上に棒が乗るので、自然に左ワキも締まった良い形を作ることができます。
スイング中のポイントは、ダウンで棒が地面を向くように意識することです。体を使ったスイングができれば棒は地面を向きますが、肩や手先に力みがあると棒の向きが上を向いたりします。ぜひ試してみてください。
■阿部未悠
あべ・みゆう/2000年生まれ、北海道出身。21年のプロテストで合格すると、精度の高いショットを武器に22年、23年と2年連続でシードを獲得。そうして迎えた今年、4月の「富士フイルム・スタジオアリス」でツアー初優勝を挙げた。昨年から目澤秀憲氏がコーチを務めている。ミネベアミツミ所属。
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●どんなに体の動きが良くても、ボール位置が間違っていると真っすぐ飛ばない。関連記事の【片山晋呉が考える“飛んで曲がらない”ドライバーのボール位置は「自分から見てトゥ寄り」】をチェックしよう。