アプローチで距離感が合わず、ザックリが止まらない!? そんな時は、打ち方を考えるよりもウェッジをトントンしてみよう
ミスしたときによく言われる「力んでるよ」という言葉。いったいどれくらいの力で握ればいいのか? 渕上博俊に教えてもらった。
配信日時:2023年7月23日 09時00分
ボールや地面をクラブでトントン! 硬さの違いを感じよう
アプローチで距離感が合わない、ザックリが止まらないというのは、クラブをギュッ! と強く握りすぎているから。肩や背中にも力が入り、スムーズにクラブを振れていないのがミスする原因です。
では、どれくらいの力加減で握ればいいのか。答えは簡単。ボールや地面をウェッジの底部分でトントンと叩いてみてください。その時に、叩いた部分の硬さを感じましょう。どうですか、クラブを強く握らずにゆるく握ってソールから伝わってくる感覚を確認しますよね。その力加減こそ、アプローチでミスしにくい“ゆるゆるグリップ”なんです。
あとはクラブの重さを使って振るだけ
適度な力加減でクラブを握れば、ヘッドの重みを感じて振れるので、ヘッドをボールにぶつけていくだけ。シンプルに打っていけるんです。ザックリが減り、安定してボールをとらえられるので、距離感が合ってきますよ。試してみてください。
渕上博俊プロ
ふちがみ・ひろとし/1967年生まれ、神奈川県出身。日本大学ゴルフ部で腕を磨きプロ転向。現在はシニアツアーに挑戦しながら、湘南銀河大橋ゴルフにてレッスン活動中