ダウンブローの打ち方は? 3つのチェックポイントとコツをプロが解説【動画リンク有】
誰もが憧れる「ダウンブロー」。しかし難しいという印象もあり、初心者ははじめから諦めている場合も多い。そこで、初心者でも習得できるダウンブローの打ち方を、レッスンに定評のあるジュン羽生が分かりやすく解説する。 ジュン羽生(じゅん・はにゅう)。11歳のときにテレビ番組に影響を受けゴルフを始める。中学時代は千葉日本大学第一中学校のゴルフ部に所属し、全国中学校ゴルフ選手権団体戦で2連覇を達成した。2009年にインストラクターとしての活動を開始、現在はサンクチュアリゴルフ代表を務める。
配信日時:2023年2月11日 09時30分
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【動画】ダウンブローの打ち方は? 3つのチェックポイントとコツをプロが解説
ダウンブローに打つために:ハーフウェートップでフェースの向きをチェックする
トップに行く前の、ハーフウェートップというバックスイングの半分の位置までの動きについて、説明します。
まず構えて、体全体で回していく。
クラブが地面と平行になる位置で必ずチェックして欲しいポイントが、フェースの向きです。
リーディングエッジといわれるクラブの先の向きが、時計の針でいうと12時(真上)ではなく11時(自分から見て左側)ですね。こっち側になるように意識してください。
上げるときに12時にしてしまうと、ダウンブローで下ろしてきたときにかなりフェースが右に向いて、ボールが右に飛んでしまいます。
半分まで上げたときに、リーディングエッジが自分から見て左側、11時になるように。
それをまずは意識してください。
ダウンブローに打つために:トップの正しい位置
ハーフウェートップを通過したら、トップに向けて、コックといわれる手首の動作が入ってきます。
そのとき体が止まらないように、必ず体の回転でグーッと上げていってください。
トップの位置の確認方法ですが、イメージがわかない方は、左手一本でクラブを持って、体の回転でグーッと上げながら、ハーフウェートップでフェースの向きが11時になっていることを確認して、トップに持っていく。
左手だけで上げた状態で、左の親指でクラブをギリギリ支えられる場所があります。そこが正しいトップの位置になります。
そのときの上体と左腕の張りを意識すると、両手でも適正なトップの位置に持ってくることができます。
ダウンブローに打つために:ダウンスイングは体を回しながら地面に沈み込むように
次にダウンスイングです。
体の中心を意識しつつ、腕を使うのではなく足と腰を使って左に回して、またハーフウェイトップまで下ろしてきます。
このときに、ただ体を平行に回していくというよりは、左下の地面の方向に下ろしていく。こうすると、体でスイングできるようになります。
クラブを上げて、地面方向に下ろしていく。少し沈むイメージでいいです。
ダウンブローに打つために:ダウンスイングの練習方法
ダウンスイングのやりやすい練習方法としては、まずグーッとクラブを上げて、このときに右手をクラブの真ん中にずらします。
そしてここから沈んでいく。左に回して沈んでいく。
注意してほしいのが、ダウンスイングの位置では左手よりも右手がちょっと上にあること。これがアイアンでダウンブローを打つ準備になっていきますので、右手が下にならないように。必ず下ろすときは右手が上にくるように。
この練習が、ダウンブローの近道になります。
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#1 | そもそも「ダウンブローとは何なのか?」 |
#2 | ダウンブローの打ち方は?3つのチェックポイントとコツをプロが解説★本記事の動画はコチラ★ |
#3 | ダウンブローに打つためのインパクト |
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#5 | ダウンブローで起こりやすいミスとその対処法 |