2グリーン仕様のパー5の2打目には裏技があった! 知っているだけでスコアが良くなるプロのマネジメント術
「設計家の意図を理解できれば、5打は変わると思います」と、国内男子ツアー通算9勝を誇り、現在JGTOのコースセッティングアドバイザーを務める佐藤信人は話す。技術はもちろん大切だが、今回は少し視点を変え、頭脳を使ってスコアアップする方法を教えてもらった。
配信日時:2024年10月22日 02時45分
「設計家の意図を理解できれば、5打は変わると思います」と、国内男子ツアー通算9勝を誇り、現在JGTOのコースセッティングアドバイザーを務める佐藤信人は話す。技術はもちろん大切だが、今回は少し視点を変え、頭脳を使ってスコアアップする方法を教えてもらった。
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日本のコースに多い2グリーン。パー3、パー4では本グリーンを狙うのであまり関係ありませんが、パー5であれば大きな味方となることを知っているでしょうか?
基本的に設計家は、パー5で2オンを狙ったときにバンカーや池が絡むように設計しています。そんなときに狙い目なのが本グリーンとサブグリーンの隙間です。2グリーン設計の場合、グリーンの隙間にハザードが作られることは多くありません。サブグリーン方向に曲げてしまっても救済を受けられるので良いライからアプローチできる。本グリーン方向に行けばイーグルチャンスの可能性もあります。
3番ウッドや5番ウッドは、長いクラブですし、左右に曲げてしまうことも多いですが、グリーン2つ分の幅があれば許容範囲はかなり広い。思い切って長いクラブで積極的に狙っていいと思います。私もプライベートラウンドではよく使う裏技なのでぜひ試してみてくださいね。
■佐藤信人
さとう・のぶひと/1970年生まれ、千葉県出身。日本ツアー通算9勝、国内メジャー3勝。JGTOのコースセッティングアドバイザーを担当し、今は解説者としても活躍。パリ五輪男子競技や米国男子ツアーでも買いあ説を務めた。ミズノ所属
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