深堀圭一郎が女子プロ木村彩子に「傾斜の攻略法」を伝授!【動画リンク有】
深堀圭一郎がゴルフ界を代表するトッププロの素顔とテクニックに迫る新番組『トッププロレッスンK's STUDIO』。今回のゲストは2022年アース・モンダミンカップを優勝した木村彩子が登場。 木村彩子が是非聞きたいという質問を深堀圭一郎にぶつけます!「ボールが左に行きやすいツマ先上がりで、ピンが右に切ってある時にどう打つか?」という木村の悩みに深堀は「傾斜の攻略法」を伝授!ポイントは「クラブを抜けやすくする」ことだそう。
配信日時:2023年3月23日 02時40分
ツマ先上がりの打ち方
深堀圭一郎(以下:深堀):
ツマ先上がりというのは、通常だと右から左に曲がる球が出るというものですよね。それをどうしたらよいかで悩んでいるのですよね。どういう風に打っているのか見たいので、打ってみてください。
木村彩子(以下:木村):
曲げないように打ったらいいですか。
深堀:
グリーンセンターを狙うつもりで打ってみてください。
木村:
ほんとに苦手なんですよ。
深堀:
そうなんですか。別に下手くそとは全く思いませんけどね。悪くないですよ。今のは普通に打った感じですよね。
木村:
はい。
深堀:
では、球の曲がりを減らしたい時は、どうやって打つ感じですか。
木村:
少し捕まってしまってますよね。
深堀:
僕だったら、肩のラインは目標方向のまま変えないで、下半身をもう少しオープンスタンスにしてください。クラブの上げる方向をインに上げるのではなく、ちょっとアウトに上げて、少しインに滑らせるように打ちます。
木村:
今のは良いです。たぶん。
深堀:
そうやって打つと斜面をうまく削るように滑らせることができます。
木村:
以前オープンで打っていたんですけど、肩も開いていたから。
深堀:
先に当たってプッシュになったでしょ。
木村:
はい。今度は右に行くんですよ。なるほど。肩はそのままなのですね。
深堀:
こうやって打ちながら、自分でどうなるか少しずつアジャストしていくと良いです。足をもう少し開いた方が良いのか、ボールの位置をどうすればよいのか調整すると良いと思います。普通にしているとインサイドに引き、フォローで詰まってしまうクセがありますから、ちょっと曲がり幅を抑えたいときは、今のように打ってみると良いと思います。
木村:
なるほど。
深堀:
インサイドに入れないこと、そして肩をオープンにしないことです。ボールは真ん中より少し右で良いです。こうすることで、傾斜でクラブがうまく抜けるようになると思います。例えば、レイアップする時に、左のラフに入れたくない時に打てるとすごく気が楽だと思います。
詳細の練習法は動画をご覧ください。
■深堀圭一郎(ふかぼり・けいいちろう)/プロフィール。1968年10月9日生まれ。東京都出身。1992年のプロ転向。2000年、01年の「住建産業オープン広島」では、続けてジャンボこと尾崎将司に競り勝った。03年の「日本オープン」では、最終日に5打差を逆転して優勝し、自身初の日本タイトルを獲得。05年にはシーズン2勝を挙げて、賞金ランキングは自身最上位の3位に入った。09年後半には、左足裏の痛みが悪化してツアーを離脱し、11年には手術を行った。現在はシニアツアーをメインに参戦しており、2022年コマツ・オープンでシニア2勝目を挙げた。
■木村彩子 (きむら・あやこ)/プロフィール。1995年11月2日生まれ。大阪府枚方市出身。宮里藍プロの影響を受け10歳からゴルフを始める。高校卒業後の2015年に2回目のプロテストで合格。2018年「ヨネックスレディス」「センチュリー21レディス」で2位の成績を収めるなどして2019年のシード権を獲得するが、2019シーズンではショットの不調などで翌年のシード獲得ならず。2019年末から南秀樹コーチに師事し、2022年アース・モンダミンカップでツアー初優勝を飾る。
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